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【大川市タージ】

先週金曜日は、FSPROのメンバーでカレー界のレジェンドと呼ばれる、銀座デリーの田中社長に好きなように料理を楽しんでもらうお任せディナーのイベントを開催しました。マニアック過ぎる料理の連打に参加者は驚きと喜びで大満足の会になりました。
沢山の料理の締めは、定番のカシミールカレーと、コルマカレー、海老カレーの3連打にノックアウトされました。お腹パンパンなのにサラサラのカレーが白いご飯に乗っていると、つい食べてしまいます、辛さにヒーヒー言うのですけどね。
ところで銀座デリーといえばカシミールカレーです。上野御徒町とおっしゃる方もいらっしゃいますね。これはどちらも同じデリーさん。真っ黒でサラサラ、爽やかな辛さが白いご飯に合うと長く人気を保っています。歴史も古いので、各地に支店がありましたし、デリーで修行をして独立した方もいらっしゃって、各地にカシミールカレーと名乗るカレーがあります。
もともとインドのカシミール地方はインドでも北にあり、フルーツも沢山取れるので、それほど辛いカレーは無いそうです。なのに黒くて辛いカレーにカシミールと名付けているのは、最初に名付けたデリーにゆかりのある店と断言できます。
 
さて、銀座から遠く、福岡県大川市にタージというカレー屋さんがあります。
大川市は、私の住む久留米市の南部に位置します。大分県を源流とする筑後川の上流にある日田市付近から、河を流して運んだ材木の集積地で、さらに材木を加工する家具メーカーが沢山できて現在は家具の町と呼ばれています。
その大川市に、もともと福岡市の親不孝通りにあったカレー屋さんが移転して人気を集めていると聞いていました。
筑後川を挟んだ対岸の佐賀市に用事があったので、寄り道しました。
家具のショールームだったらしい、大箱の店舗ですが、ランチタイムでほぼ満席。
メニューには、12種類のカレーが並び、サラダ、タンドリーチキン、ナン、カレーのセットを注文しました。
カレーは複数の中から選べます。
インドカレー;星5つの辛さ、鶏肉とジャガイモ、真っ黒でサラサラ。
カシミールカレー:星3つ、鶏肉、ジャガイモ。
あれあれ?少し頭が混乱しましたが、まあ、お店のオリジナリティがあるのでしょう。メニューにとやかく言っても仕方ありませんね。お料理は美味しくいただきました。辛さもしっかり。
 
アジアンキッチンタージ
https://www.taj-okawa.jp/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。


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