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【アオサの季節】

寒がほどけたようで過ごしやすくなりました。先週末は、またまた天草に行っておりました。天草産の材料にこだわって造った芋焼酎「池の露 土着」。
ラベルを武蔵野美術大学の学生がデザインしたとリリースされていたので、せっかくならと蔵元へ買いに行ってきました。限定品なので、並の酒屋には置いてないのです。
酒蔵があるのが、天草下島の新和町という島の東側、内海に面しています。
潮の引いた海岸線の岩肌は、鮮やかな緑色に覆われています。アオサです。ヒトエグサという海苔の一種です。アオノリと比べると葉っぱが広いので、柔らかいのが特徴です。
人の入れる海岸には、両手を広げたくらいの幅で、長さ20メートルの粗めの養殖網が1メートルくらいの高さで、たくさん張られています。網には、緑色の海藻が育っています。小さな入り江ごとに軽トラックが停めてあり、手摘みしたアオサが集められています。
この後、加工場にまとめられて、水洗いして、乾燥機に掛け、袋詰めして出荷されていきます。
一部のアオサは、生のまま袋詰めして、地元のスーパーや、物産館に並ぶようです。
生のものは是非天草に来て食べて欲しいですが、乾燥アオサでも良いですね。味噌汁や吸物の具材としてとか、玉子焼きに混ぜ込んだりとか、ジャコと合わせてかき揚げにしてと、この季節ならではの食べ物です。彩りも鮮やかなアオサを楽しんで欲しいです。
 
【プロフィール】
 
上田和久
 
kazz@studiowork.jp
 
スタジオワーク合同会社 代表
 
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda
 
経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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