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ダルムチップス

久留米市は焼き鳥日本一の街だと宣言したのが2003年、それまで三大焼き鳥の室蘭、東松山、今治などを巻き込んで焼き鳥日本一フェスタを開催したのが2002年、これが後のB-1グランプリに繋がっていきました。2005年に、周辺の町村を編入したため、人口当たりの焼き鳥店数は、室蘭に抜かれてしまいました。
それでも居酒屋というより焼き鳥店が多いのは変わらず、昨年は第20回の久留米焼きとり日本一フェスタを開催しました。
 
久留米焼きとり文化振興会
http://www.kurumeyakitori.or.jp/index.html
 
この振興会を含め、久留米では焼き鳥とせず、焼きとりと表記しています。
これは、鶏肉の焼き鳥だけでなく、豚や牛の串が多いからです。
 
焼鳥メニュー
(鶏)
鶏かわ、砂ずり、とり身、鶏レバー、鶏ハツ、せせり、手羽先、つくね
(その他)
ウインナー、ダルム、豚バラ、牛サガリ、センポコ、ハート
(創作串)
ピーマンの肉詰め、レンコンの肉詰め、エノキ巻、ネギ巻、チーズ巻、しそ巻、アスパラ巻
(魚介類・野菜)
ししゃも、エビ、ピーマン、玉ねぎ、白ねぎ、しいたけ
 
創作串の巻物は、ほぼほぼ具材を豚バラで巻いたものです。店ごとに特徴のある巻物は人気があります。
 
その他に入れた、ダルムは豚の腸、センポコは牛の大動脈、ハートは心臓です。
久留米医専の学生さんが名付けたという由緒正しい焼とりです。
そのダルムを、チップスにしたという「ダルムチップス」が発売されました。名前はそのままですね。
豚のホルモン(大腸)を油でカラッと揚げたチップスです。
カリカリですが、噛めば噛むほどダルムの味です。
久留米のお土産にどうぞと、地場産業センターで販売していました。もう少し販路が広がって、認知度が上がり
お土産にもらった人が、久留米に焼とりを食べに来てくれるようになると良いなあ。
 
地場産くるめ
https://shop.jibasankurume.jp/products/detail/233
オンラインショップでは売り切れですが、実店舗にはありました。
 
串焼ほたる川
https://sasatto.jp/article/entry-1618.html/?from=YOL
 
【プロフィール】
 
上田和久
 
kazz@studiowork.jp
 
スタジオワーク合同会社 代表
 
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda
 
経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。
 

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