見出し画像

【ゆり】

佐賀の奥座敷 古湯温泉に「ゆり」というお菓子を売っていました。

温泉街の路地の角に小さなお菓子屋さん、最初は「ゆり」という看板でスナックかなにかかと思ってみましたら、お菓子のショーケースがありました、シュークリームやパイなどの定番の洋菓子が並んでいて、まあ町内のおもたせ利用かなという感じ。肝心の「ゆり」って探すと奥の方にありました。

いわゆる打ち菓子です。干菓子の一種で長生殿などの落雁が有名なところでしょうか。

作っている亀屋さんでは、ユリの根を粉にして、でん粉や砂糖と合わせています。粉が細かいので、ほろほろと口の中でほどけていきます。素朴な銘菓ですね。

もともとは白い菓子だけでしたが、抹茶や紫蘇を混ぜてカラフルにアレンジしていますが、基本はシンプルなものです。

そのまま食べても、お湯に溶いても葛湯風で楽しめます。

大きな商いになる装いではありませんが、温泉街の名物として残って欲しいなと思います。

製造者: 亀屋
製造者住所:佐賀県佐賀市富士町古湯795番地

当然のようにホームページなどありません(笑)

紹介の記事がありました。

https://editors-saga.jp/editors/sweets/20171206_205.html

JRの佐賀駅の売店には出ているそうです。

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え
福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインス
トラクター

上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担
当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コン
サルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品
を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管
理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営
まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現
場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防
止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対
応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動し
ている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?