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【田主丸の本格的な南インド料理店ダルマサーガラ】

久留米市田主丸町は耳納山系の麓で、ぶどうの巨峰、柿などの果樹栽培、庭木などの造園業が盛んです。
そこに本格的な南インド料理店が開店していたので出かけてきました。と書いていますが、初回の訪問は昨年2月、その際は違う店を数軒回ったのでレポートにしていませんでした。今年になって近くを通る機会があったので、ドーサが食べたくなって出かけたのです。
【ダルマサーガラ】
https://dharmasagara.com/
 
情報によると、東京東銀座でミシュラン掲載店だったそうです。
田主丸町は耳納山系に沿って、久留米から日田市に向けて伸びる国道210号線が東西に貫いています。国道と並行して山沿いにも県道が走っています。昔の豊後街道、久留米から日田、九重を超えて大分に至る街道でした。さらに山際には、山苞の道と名付けられた飲食店や酒蔵などが並ぶ道があります。
ダルマサーガラは県道に沿って、果樹園に囲まれてあります。一見農家の倉庫風の建物です。(実際に倉庫だったところを改装)
昨年2月に出かけたときは、ランチタイムのセットのミールスを注文、インド人スタッフのサーブ、キッチンもインド人らしく。
本格的なセットが出てきました。カレーが2種類(チキン/マトン/キーマ/サンバル/日替わりから)、ラッサム、ボリヤル、ライス、プーリー、パパド、アチャール、チャトニー、完璧な布陣です。驚きました。
 
今回は、この時に、食べていなかったドーサを今回は注文しました。
ドーサというのは、米粉とウラド豆の粉を混ぜ発酵させて焼いたものです。もちもちした食感と少し酸味を感じるクレープの様な生地です。
ドーサは包むもので種類が変わります、今回はオムレツ入りのドーサ、サンバルとチャトニー付きでした。
同行者は、ビリヤニとチキンカレー。
どちらも、本格的で美味しい!
本格的というのは、先にも書いた様にインドのホテルでシェフをしていた調理人さんがキッチンにいるのです。
そうこうしているうちに、日本人と思しき女性がテーブルに来られたのでお話をしました。
オーナーの山下さん。
なぜ田主丸へ? だって銀座でミシュランの店だったのに田主丸に店を出すというのは、かなりの決断が必要だったでしょう?
答えは、銀座で店をやっている中で、食材の安全性、供給への不安に気づき、自分で野菜を作ろう、農地を取得しようと思い立ち、各地探す中で、生まれ故郷の福岡へ。
そして八女市の山の中に農地と古民家を見つけ、移住。さらに店を開店するために周囲を探しているなかで現在の土地を見つけたのだそう。
店を探す条件が、水と農地だったそうで。理想の土地に巡り合ったそうです。
感心したのは、インド人スタッフが銀座から、田主丸に一緒に来てくれたことです。彼らは店の運営に加え、野菜作りもやっているのだそう。よほどの信頼関係がないと出来ないことですよね。
まだまだメニューには、豊富なカレーがそろっています。また来ようと思いました。
 
【プロフィール】
 
上田和久
 
kazz@studiowork.jp
 
スタジオワーク合同会社 代表
 
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda
 
経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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