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アンティキサポーリ

毎年春に日本橋三越で開催される「イタリア展」。私たちも日本にいる時は出店させていただいておりました。バイヤーさんにプーリアまで来ていただいて買い付けツアーのご案内をさせていただいたのも今では良い思い出です。2004~5年の頃ですから、プーリアの知名度もまだまだだった頃。ご提案させていただいた私たちの方が内心驚くほど、先駆けの精神と本物志向をお持ちだったと思います。その当時は催事部分だけで日商1億円ぐらいは上げていました。
数年前から広尾のプーリア料理の名店、アンティキサポーリの本店オーナーシェフをイタリアから招いてレストランゾーンに展開していました。
昨年からそれも叶わない状況でしたが、今年は東京で頑張るプーリアで修行したシェフたちが出店していました。予定通りであれば明日29日まで開催のはずが緊急事態宣言を受けて先週土曜日で打ち切りになりました。

プーリアをはじめとする南イタリアは人々も料理も“力強さ”が特徴だと思っ
ていますが、さすがこの地で苦労してきただけあって「プーリア仲間」の料理人の皆さんはこの大変な時期を前向きに頑張っています。
携帯アプリBASEを使って渋谷の「ピノサリーチェ」さんは催事用に仕入れていた食材を無駄にしないようにと販売予定だった商品で特別価格で出品しています。同じくイタリア展に出店していた裏神楽坂の「タルタルギーナ」さんもシェフのお任せセットや手打ちパスタ、裏メニューのカレーなどを販売。駒込の「セルヴァジーナ」さんは元々メニューの一品として出していたモッツァレッラやブラータなどのフレッシュチーズのテイクアウト販売に力を入れレストラン兼チーズ工房としてリニューアルしました。
BASEが、小規模飲食店の救世主になり得るといいですね。家飲みのお供に是非ご検討ください。
ピノサリーチェ pinosalice
https://thebase.page.link/vjCR
トラットリア ラ タルタルギーナ 
https://thebase.page.link/cuaL
caseificio selvaggina カゼイフィーチョ・セルヴァジーナ
https://thebase.page.link/8yXo

プーリア料理店の老舗と言えば南青山の「リストランテ・コルテジーア」さんですが、そちらは今、名物のヴォンゴレ(大アサリ)パスタの時期です。毎年「ここのボンゴレを食べなきゃ春にならない」と遠くから足を運ぶ方、限定期間中何度もいらっしゃる方も多い大人気メニューです。ワインがなくても大満足間違いなしの一品ですので是非お運びください。
リストランテ コルテジーア
https://www.r-cortesia.com

前述の広尾の「アンティキサポーリ」さんは5月9日までの営業でそれ以降場所を移転しての再開を検討中という事です。席数の大きなお店で私たちも何度もお食事会をさせていただきましたが、再出発が早いことを心から願っております。ゴールデンウィーク中は営業しておりますので、このチャンスを逃さず東京でプーリアを感じていただければと思います。
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13159153/

斯く言うわたくしもプーリアの我が家のキッチンから日頃私たちが食べている料理を作りながらワイン片手におしゃべりをするというライブ配信をシリーズでお送りしたいと鋭意準備中です。6月頃開始予定です。どうぞご期待ください。プーリアにお越しいただけるようになるまでもう少しかとも思いますが、それまでの間皆さまにもっとプーリアへ行きたくなるような事をやっていきたいと思います。

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人の
ジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、
レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストラン
のビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した
超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業した
ビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
 そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を
授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考
え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したので
す。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家
農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽
しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報
発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っておりま
す。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が
惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報を
お届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺り
がプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダ
プーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日
本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人
のヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464
106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という
方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農
家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料
庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウ
をはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山ありま
す。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地
で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係に
あります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、
飲み物たちをご紹介させていただきます。
 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア
料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好き
なアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア 
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール 
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子


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