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【博多やりうどん】

「〽酒は呑め呑め 呑むならば 日本一(ひのもといち)のこの槍を 呑み取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士」
と、最後まで書いてしまいました。

希代の軍師である、黒田官兵衛の家臣であった母里太兵衛は、酒を呑むなと言いつけられていたのに、酒豪である福島正則に大盃を呑み切ったら何でも褒美を取らす挑発されて、それを受けなみなみの酒を呑み取り、豊臣秀吉から拝領していた日本一の槍をもらい受けることに成功します。
黒田藩のエピソードの中でも有名な一説だと思います。

さて、そんな日本一の槍のような、堂々1尺もありそうなごぼうの天ぷらを乗せたうどんが福岡天神の駅にあります。

昭和42年折尾駅にて開業以来、北九州から大牟田まで県内各地で主に駅施設内で展開しています。現在は、西鉄福岡天神、福岡空港、西鉄久留米駅の3店舗で営業。

なんといっても名物は、長さ32センチのごぼう天。まさに日本一の槍のようです。
丼からはみ出しています。それに手作りの丸天、これも博多だけのトッピングですね。ごぼうの槍は、そのままサクサク食べても良し、甘目の出汁に浸けてしみたところを食べても良し。食べ応え十分です。

やわやわのうどん麺は、福岡博多ならでは駅について懐かしいなあと食べる人も多かったのではないでしょうか。近年は、需要の変化で、うどん居酒屋風のメニューも増えています。天ぷらをあてに一杯、〆にうどんを一杯。呑み取ってからでも電車に間に合う立地に有ります。

博多やりうどん
http://www.nishitetsu-plaza.co.jp/hakata-yariudon/

【プロフィール】

上田和久

kazz@studiowork.jp

スタジオワーク合同会社 代表

1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda

経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。

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