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【道の駅都城ニクル】

1年ぶりに宮崎県都城市に出かけました。8年ほど単身赴任で暮らしたことがある街です。
この1年で変わったのは、環状線のように工事が進む、都城志布志道路と、道の駅都城が全面改装になったところです。
志布志道路は、鹿児島県大隅半島の志布志港から都城市へ、飼料などを運ぶ幹線道路です。まもなく都城インターまで接続されるとなにより国道10号線の渋滞が緩和されるでしょう。もちろん大隅半島へのアクセスも良くなります。
道の駅都城は「NiQLL」と名前を変えて大きく改装され11月11日にグランドオープンしました。
地方都市にある道の駅は、産直の物産館として農家が持ち込む野菜や、漁師の持ち込む鮮魚が目玉になって人気を集めていますが。都城には、既にJAなどが運営している直販店が近くにあります。
ということで、新しい道の駅は、地元の人が集まって楽しむイベント広場や、キッチンスタジオ、多目的セミナールームなどが充実しています。もちろん道の駅の主の機能である、観光客向けの案内所、情報コーナー、トイレなどは広く、新しく整備されています。
物販に関しては、地場産品や特産品が並ぶ直販コーナー、地元のベーカリーのパン、霧島にある高千穂牧場の乳製品が並んでいます。
特徴的なのは、直販所を囲む形で、焼酎カフェ、芋カフェ、フルーツカフェ、肉カフェが並んでいます。
都城市は、豚の生産高がダントツで全国一、肉用牛の生産高も1位、ブロイラーの生産は日本で2位という畜産王国なのです。さらに焼酎の生産日本一の霧島酒造を含め焼酎の蔵元が4社あります。これらを扱う「ふるさと納税」でも全国一の収入を得ているのです。道の駅に来るとそれが実感できるという仕組みなのです。
車で移動する人向けの道の駅で焼酎カフェというのも多少疑問がありますが、観光バスの乗客向けということにしておきましょう。
畜産品、特に宮崎牛の扱いもしっかりしているのですが、一番驚いたのは、最近よく見かける「ど冷えもん」という自動販売機を使った「肉ガチャ」でした。イベント広場の横に構えているのですが、1千円、2千円のカラムには、牛肉、牛モツなどのPOPが貼られていますが、どんな内容の商品が出てくるか判らないのです。いわゆるガチャですから、当りが出ると宮崎牛サーロインステーキが出て来るらしいのです。結構人気があるそうです。
機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。
 
ニクル公式ホームページ
https://coconiqll.co.jp/
 
【プロフィール】
 
上田和久
 
kazz@studiowork.jp
 
スタジオワーク合同会社 代表
 
1959年熊本県生まれ、京都、福岡で暮らし、都城の単身生活を終え福岡に戻っています。
国際HACCP同盟認定リードインストラクター、JHTC認定リードインストラクター
上田和久 facebookは
https://www.facebook.com/kazz.ueda
 
経歴と仕事分野
 厨房設備施工会社、電機メーカーで冷蔵設備の設計施工営業を担当後、食品メーカーへ転職し、品質保証の仕事を経て、2016年コンサルタントとして独立。
 主に、HACCPの認証取得が目的ではない、あるいは安全安心な食品を提供することを目的にした企業に対して、HACCPに基づいた衛生管理の取り組みを支援している。
 具体的には、食品工場に対し、これまでの計画施工から現場運営まで経験を生かした新築・増改築についての助言を行う他、製造現場に対して、クレーム対応、異物混入の原因の究明と対策、再発防止の仕組み作りの提案を行っている。
 食品工場の抱える問題やこれからますます厳しくなる要求への対応、それらを一緒に解決していくことを使命とし、精力的に活動している。
 

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