見出し画像

イタリアと日本の夏旅行

プーリアでは最高気温が連日30℃超の真夏日が続いています。朝10時を過ぎると暑くて外での作業は厳しくなります。
5月中にこの暑さというのは例年ではありません。今年の夏はいつもより長く暑い夏になりそうです。学校はあと2週間で夏休みが始まります。今年は遠足や修学旅行も再開されました。

イタリアではすでにワクチン接種証明書もしくはPCR検査陰性証明書があれば入国を制限しておりませんので、海外からの観光客も多くなっています。
我が家のゲストハウスにも私のアメリカ時代の友人が遊びに来てくれました。海外からのゲストを迎えるのは2年半ぶりになります。今年は6月以降日本からの来訪希望者の問い合わせも増えてきました。
プーリアではコロナ禍の間もイタリア及びEU各国からの観光客で夏は常に賑わっていましたが、我が家でもコロナ禍前の普通を思い出しています。

日本人の日本帰国に関しては6月から大きく緩和されます。
多くの国々から出国前72時間以内のPCR検査陰性証明書さえあればワクチン接種証明の有無に関わらず入国時の検査なし、待機もなしでOKとのこと。
待ちに待ったイタリア旅行へのハードルはグッと下がりますが、帰りの便に乗る前日か前々日のPCR検査を必ず受けなければならないというのは他国と比べると厳しいです。
それも簡易テストではないのでイタリアでは100ユーロ前後費用がかかります。それに万が一陽性結果が出てしまったら予定の便には乗れないというリスクがあります。旅行会社などの団体旅行再開にはもう少し時間がかかるかも知れません。
秋頃にかけて時間に余裕のある層の個人旅行から少しずつ増えていくでしょう。円安傾向もこのまま落ちついてくれることを願っています。

外国人観光客受け入れも始まると言われていますが、出国前のPCR検査義務は同様に課されるでしょう。詳細を早く知りたいものです。実験的な訪日ツアーが行われているとニュースで聞きましたが、日本政府の他に類を見ない慎重さには驚くばかりです。
プーリアの私たちの周りにも日本へ来たくて仕方がない人々はたくさんいて、制限緩和を待っています。

大橋美奈子 Facebook
https://www.facebook.com/minako.ohashi

メール・アドレス
minako@da-puglia.com

大橋美奈子さん経歴

 演劇の勉強で欧米に留学し、欧米の料理に馴染みました。主人のジョバンニ・パンフィーノはスイスの有名ホテル学校を卒業後、レストランビジネスに入り、 高級ホテルやイタリア高級レストランのビーチェのヨーロッパの店舗で働いた後、 東京椿山荘に開業した超高級ホテルのフォーシーズンの高級イタリアンとして開業したビーチェの指導責任者としての勤務経験がある外食のプロです。
 そのジョバンニ・パンフィーノと,日本で知り合い結婚し長女を授かり育てていたのですが、数年前に子供の教育と生活環境を考え、主人の故郷であるイタリア・プーリアに本格的に移住したのです。母が料理学校を主催している関係で食に興味を持ち、自ら自家農園で野菜を育て、自家製のオリーブオイルで体に優しい料理を楽しんでいます。現在はプーリアで生活をしながら、イタリアの情報発信をしたり、コンサルティング、輸出入ビジネスを行っております。

 また、時々イタリアの食ツアーを開催しています。これから私が惚れ込んだイタリア・プーリア地方の自然を堪能する食情報をお届けします。

 ブーツの形をしたイタリア半島のちょうどとがったヒールの辺りがプーリア州です。私たちが日本とプーリアの架け橋になろうとダプーリアという会社を起したのは15年前です。その頃と比べ、日本でも随分認知度が高まったプーリアですが、この数年主に欧米人のヴァカンス先として大変注目を浴びています。
https://www.facebook.com/1438029856464276/photos/a.1438031556464106.1073741828.1438029856464276/1523683344565593/?type=1&theater

 プーリア州の中心部にあるイトリアの谷(谷というより盆地という方がふさわしい)にあるこの地に東京から移り住んで6年、兼業農家的生活も板に着いて来ました。プーリアといえばイタリアの食料庫といわれる程の一大農産地でオリーヴオイル、ワイン用のブドウをはじめ多くの野菜や果物がイタリア1番の生産量を誇ります。

 また、この地特有の地元でしか食べられない産物も沢山あります。プーリア料理の身上は新鮮な食材をシンプルに食す事。この地で生産されるチーズやワインもその料理と切っても切れない関係にあります。そんなプーリアの我が家の毎日の食卓に上る食べ物、飲み物たちをご紹介させていただきます。
 我が家では7対3の割合ぐらいで一般的に言うところのイタリア料理(プーリアの郷土料理)と日本食、その他(私が個人的に好きなアメリカン及びアジアンテイストな創作料理)を食べています。

有限会社ダプーリア 
http://www.da-puglia.com/

大橋美奈子プロフィール 
http://www.da-puglia.com/archives/000047.html

プーリア州の説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%B7%9E

ダプーリア
大橋美奈子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?