記念すべき契約第1号!Bizer株式会社 畠山さんがfondeskを応援する理由とは|3周年記念コンテンツ
こんにちは、電話代行サービス「fondesk」運営チームです。
2019年2月にfondeskのサービスがスタートして今年で3周年。これまで「電話に出るのが苦手な若手メンバーやエンジニアに代わって一次応対をしてほしい」という“固定電話恐怖症”の社員に悩む企業さまをはじめ、「集中できる環境にしたい」「受電漏れを防ぎたい」とお考えの多くの企業さまに導入いただいています。
今回は3周年記念コンテンツとして、「fondesk」の記念すべき契約第1号であるBizer株式会社(以下「Bizer社」)の代表取締役・畠山 友一さんにインタビューしました!
fondeskを導入した経緯や当時のやり取りまで根掘り葉掘り伺いましたので、ぜひご覧ください。
▼Bizer株式会社
ビジネス支援クラウドサービス「Bizer」「Bizer team」の開発・運営をする、2013年設立のITベンチャー企業。
▼取材相手Bizer株式会社 代表取締役・畠山 友一さん
導入事例インタビュー後に100件以上も契約が!
fondesk脇村:Bizer社はfondeskの記念すべき契約第1号で、代表の畠山さんとはそれ以来の仲ですね。簡単に自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか。
Bizer畠山:現在はパーソルプロセス&テクノロジー株式会社の社員としてBizer社に出向している状態です。
脇村:この先もBizer社、一筋ですか?
畠山:そんなことはないですよ。Bizer社が好きだしチームも好きだけど違うこともやりたいなとも思ってます。
脇村:なるほど。実は畠山さんとのメッセンジャーを3年前ぐらいまでさかのぼって読んだんですよ。
畠山:すごい(笑)。
脇村:2018年11月のサービスローンチ前、いわゆるユーザー調査の一環で畠山さんに「こういうサービスやるんですけどどうですか?」と六本木のカフェに相談しに行って、その帰り道にチャットで「契約します!」とお返事をいただきました。
会社に戻ってからメンバーにそのチャットを見せて、「契約第1号取れました!」と報告してチームが盛り上がったのを覚えています。
畠山:最初に声をかけてもらった私はラッキーでした。今、fondeskはこれだけ伸びてるから、あのタイミングで誰に話しても秒で1号ユーザー決まったはずですよ。
脇村:ありがとうございます。つい最近、fondeskが3000ID突破したんです。3年前には想像しなかったところまで来ました。ただ、畠山さんはすごい応援してくれてる人だから契約してくれたんだと思っていました。
畠山:いやいや。ワッキーさんのことは別に全然応援してないけど(笑)、fondeskのサービス自体がすごく良いと思いましたから。
脇村:畠山さんから見て、fondeskのどんなところが良かったんでしょうか?
畠山:固定電話がSlackチャンネルに変わった感覚で、fondeskほどこんなにシンプルでわかりやすいサービスはないですよね。
僕個人は会社に固定電話を引く必要性はないと思うんだけど、ただ、役所からの電話が半年ごとくらいにあるから、それだけ折り返してて、残りは一件も僕が折り返す必要がある電話はないですね。
脇村:お話伺ったときもそう言ってましたもんね。もう固定電話は取ってもいないし留守電にしてると。
畠山:そう。でも、ワッキーさんに導入事例インタビューをしてもらったら、一緒にインタビューを受けていた社員のしょうちゃんがその留守電を定期的に聞いていたって衝撃の事実があったわけじゃないすか(笑)。
▼以前行った導入事例インタビューはこちら
脇村:ありましたね(笑)。
その導入事例インタビューはローンチ1ヶ月後くらいに取材させてもらったんですけど、畠山さんやキラメックスさんも取材を受けてくださってfondeskの導入効果をたくさん語ってくれたから、それらの記事をきっかけに半年で100件くらい契約がとれたんですよ。
fondeskの受電通知が社内の雑談ネタに
脇村:畠山さんはfondeskの第1号のお客様であるのはもちろんなんですが、ずっと応援していただいていると思っていて。応援してくださっていたのは、ご自身が起業家だったからでしょうか?それとも僕と個人的なつながりがあったから?
畠山:後者はあんまり関係ないですね。スタートアップ界隈は個人的な繋がりとかはあまり関係なく導入したり広めたりしあってるイメージで、fondeskは社内で話題になっていたんです。
fondeskを導入してから「こんなとこから電話がかかってくるんだ!」と驚いて、私もそうですけど他のエンジニアとかデザイナーも、みんな実際どういう電話がかかってきているかって意外と知らなかったみたいですね。結構ネタになって、Slackのfondeskチャンネルが雑談ルームみたいになってました(笑)。
また同じとこから営業電話きてるよとか、ちょっとしたあて先の名前間違いとか、そういうのがコミュニケーションのネタになってたのは覚えてます。
脇村:それまでは1人の人が黙々と電話対応していたところを、fondesk導入後はゆったりとSlack上でチームでワイワイ確認する時間に置き換わって見える化もされたわけですね。
シンプルに価値を伝えられるマーケティング
脇村:いちユーザーとして、fondeskはなぜうまくいったと思いますか?
畠山:シンプルにサービスの価値を伝えられていたのが大きいんじゃないですかね。類似サービスはあるけど、他のサービスを見た時に何が言いたいのかわからなかったんですよね。その点で、fondeskはメッセージや訴求がシンプル。Slackが流行り出した時期とかでタイミングもよかったですよね。
僕自身はワッキーさんが近い存在だからfondeskの成長を身近に楽しめてるのはあると思いますよ。それこそ、最初に声をかけられた時よりも以前はそこまで仲良いわけではなかったし(笑)。
脇村:確かに、なんで畠山さんに声かけに行ったか覚えていないです(笑)。
畠山:fondeskはロゴのペリカンとネーミングが柔らかい雰囲気をまとえてるのも強いよね。あとはワッキーさんのふところに入っていけるキャラも。それがサービスにもにじみでてる気がします。
脇村:Twitterでもネガティブな投稿ってほとんどないんですよね。「fondeskを使って助かってる」とユーザーの皆さんが自発的に発信してくれますし、本当に全然知らない方が全然知らない方にすすめてくれているっていうシーンもよく見かけます。
実は初めの2ヶ月くらいはフォーム営業していて、INST社の石野さんに怒られたこともありました。その時は畠山さんに謝りにいかせてくださいと相談したことも。
畠山:そんなこともありましたね(笑)。
脇村:「電話をなくしませんか」って営業電話するみたいな。そこが一致しなくなっていくと、やっぱり嫌われるブランドになっちゃうと思ったんです。
あの件がきっかけで「ブランドが何をやるべきか、やらないべきか」をすごく考えるようになったんですよね。新規事業は孤独で、当時は自信が全然なくて。そんな時、畠山さんが僕のことを「優秀」「まじめ」と言ってくれて、とても自信になりました。ただ、僕自身が応援してもらいたがりな感じでやってたから応援してくれたというのもあるかもしれません(笑)。
ブロックリストの上限件数撤廃は難しい経営判断
畠山:ブロックリストの件数の上限撤廃についてはすごい決断でしたよね。ブロックリストの登録件数を増やす=電話の受付件数が減る=fondeskの売上も減る、じゃないですか。経営判断的には難しかったのでは?
脇村:はい。もともと上限は30件だったんですが、迷惑電話に対する課題は長く使ってくれるお客さんほど大きくなるので、半年くらいチームで議論して決意しました。
畠山:これを判断できるのはすごいと思いました。
脇村:いろいろな人からフィードバックをもらって「ブロックリストの上限30件の縛りをなんとかしてほしいです」って。fondeskを長く使ってくれて、むしろすごく愛着ある人の方がペインがどんどん大きくなっていったんですよね。
その人たちが30件に苦しむのはもはや無駄だなと思って、最初のうちは今これで減っちゃうかもしれない従量料金が本当に売上全体に対してインパクトが大きくて判断が難しかったんですよ。
いろいろ試算しながら半年間悶々としていたら、コロナ禍で利用者が伸び続けて、「もう上限を撤廃してもいいんじゃないか」と思えるようになりました。
畠山:本当に正しいことをするって実は一番難しいことだと思うんですけど、fondeskがそれをやれてるのは本当にすごいと思いますね。ビジネスって正しさだけじゃ伸びないときもあるので、正しいことを愚直にやるのは脇村さんの強さですよね。
脇村:あれ、なんかインタビューの方向がfondeskから僕の評価になっている(笑)。
話は変わりますが、畠山さんのキャリアは、リクルート→グリー→起業→バイアウトってめちゃくちゃキラキラキャリアじゃないですか。でも畠山さんはまったく天狗にならないですよね。これはなぜですか?
畠山:別に、全然すごくないんだよ(笑)。
脇村:(笑)。そう思ってる畠山さんがずっと、「脇村は真面目だ」「社内でこんなの立ち上げて優秀だ」とかいろいろ声かけてるから、なんか僕すごいそれで元気出て頑張れたところがめっちゃあったんですよね。
今日はfondesk契約第1号のBizer社の畠山さんから第三者目線でお話し伺えて良かったです。noteには書ききれないこともたくさんありましたが(笑)。貴重な機会をありがとうございました!
fondeskは、リモートワーク導入を前提としたオフィス設計をおこなうときこそお役に立てるサービスです。このタイミングで、電話対応の環境・業務フローを一度見直してみませんか?
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文章:小澤志穂