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思いを馳せられたい

夫婦でも、仕事仲間でも、友だちでも、
自分にとって大切だと思う人の気持ちや機嫌は気になる。
こっちの好意ばかり押せ押せにならない関係性が必要だけど、気にしてあげたいと思う。

そうしたら、苦しいときや迷うとき、しんどい時には吐露することもできるし、じゃあどうしたらよくなっていくかなあ、なんて話し合ったりもできるんじゃないかと思いながら、人と関わってきた。

中には愚痴ばかりで前に進まないみたいな方もあるけど、そんな時は聞く、そうかそうかと受け止める。
30代で聞くのやめたけど。
きっと、それでその人のもやもやはいつかは昇華するだろうと思う。

先日、メールしている彼から
「色々大変な時期だし、へんな天気が多くてしんどいね。体調大丈夫?」
と気遣ってくれる内容をもらった。
些細といえば、些細なのだが…
彼との間で、新参ものの感情をもらったようで…

どこか苦しかった心の支えが、ほわっとしたあたたかさで溶けた。
これで大丈夫とか思うものは何もないけど、
こんな気持ちになったことを覚えておきたい。

忙しいこと事が押し寄せて、
会ってる時間なんてあるわけなかろう、
そういう時に頭に浮かぶこと、
思いを馳せること、言葉にして伝えること。
この丁寧な段取りよ、愛しい。

大袈裟に美化してしまうほど、
私には久しいものだったものだから。
なんなら、ヘレン・ケラーが
「うぉぉたぁー!!」って言ったくらいの
衝撃で…ってことはないです笑

なくても過ごしていけないわけでもなく、
現実的なコミュニケーションの行き来が確かに希薄になってる周囲でもあり、
大人になれば、他人より自分ということが多くなる。

ほんとは、そういう段取りを、
旦那との間に持ち合わせて過ごせたら、
もっと夫婦のままでいられたのだろう。



私が彼に毎日言葉を変えながら、
気遣ってる、応援していると
言葉をかけ続けているのは、
その通りでもあるけど、
いつか私にもそんな気遣いや言葉を
送ってもらいたいと思っていたからだろう。
自分も貰えて、うれしかった

そして、旦那に言葉をかけたいとは思わない。
言われたくないから。(ツーーーン)

私が気遣いをして、思いを馳せて、
言葉にして伝えたら、
(きっと言ってくれると思ってたよー)

信じていた通り、
私にもそれをしてきてくれる人と
繋がりたい。

愛着というのだろか…?
それで繋がりたい。

私にもっとあるはずの、愛情を供給したい。





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