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盆栽を始めてみたい


きっかけ

昨月、昭和記念公園に友達と遊びに行った。
日本庭園ゾーンに行き、出会ってしまったのだ。
盆栽に…!

小さな紅葉が心をくすぐってくる
葉っぱがなくてもかっこいい
お花が咲いているのも素敵

木ごとの個性あふれる見た目ももちろんそうだが、何より心惹かれたのがその年数。
なんと100年を超えるものもざらにあったのだ!
世代を渡って世話ができるくらい長期的に楽しめるということに対して心が震えに震えた。

やったこと

その後図書館に行き本を借りてみた。
「はじめての盆栽 失敗しない8つのコツ」
盆栽は観葉植物と同じようなものだと思っていたが、若干違うようだ。
特に違いを感じたのは以下の3点。

  • 水やりの頻度…1日1〜3回と多め。

  • 置き場所…室内は最長で3日、その後は最低1週間は外に置く。

  • 鉢…直接盆器に植える(盆栽用の鉢を盆器というらしい)。

正直、若干ハードルが高いな…と思った。
というのも、日中は仕事に出ているため数回の水やりが難しい。
また、せっかく世話するなら室内で鑑賞したいな、と思っていたからだ。
さらに、直接盆器に植えるとなると重さも結構なことになる可能性がある。

始めるならそれらの点をクリアにする必要がある。

メリット

とはいえ、本を読むことでより魅力を感じるようにもなった。
特に惹かれた点は以下の通り。

  • 地植えと違ってサイズを調整できる

  • 苔を置いたり寄せ植えしたりアレンジの幅がある

  • 器との調和で楽しめる

  • 趣味として長く続けられる

将来的に庭を持ってそこで木を植えるのもとても憧れるが、
成長し放題になることと剪定などが大変そうだと思っていた。
その点、盆栽であればある程度成長をコントロールできる上に
剪定も自分の手だけでできる。
裁量が全て自分の手で決められるというのは
自分の性格上とても合っていそうだ。

あと、両じいちゃんもやってたから絶対血筋的に得意なはずだ。

デメリット

本を読む中で、デメリットについてもある程度見えてきた。

  • 屋内にずっと置いておけないのでベランダなど外で鑑賞することが多そう

  • 大きくなったら重そう

  • 引っ越しのときに気を遣いそう

  • 地震の時に棚から落ちたら絶望しそう

基本的に重いということから派生した内容にはなるが、これらの点はちょっと気になる。元ミニマリストとしてはなるべく軽く、小さくしておきたい。
ここは自分の盆栽スタイルによってうまく調整していけばクリアできそうな気がした。

やりたいこと

盆栽を家に迎えたら、どんなことをしたいか考えてみた。

  • 小さい人形を置いて木を見上げてる妄想

個人的に一番やりたいと思っていることだ。
苔を置いて、ジブリのような世界観にする。
そして人形を置き、自分がそこに立っているような妄想をするのだ。
妄想することを妄想、メタ妄想するだけでときめきが止まらない。

他にも、通常は外でやるような下記のこともできる気がする。

  • 桜を植えて春に自宅で花見してビールをカッ…と…

  • カエデを植えて秋に自宅で紅葉狩りして熱燗をチュッ…と…

めっちゃ最高だ。自分が手塩にかけて育てた木を見ながら飲む酒なんて美味しいに決まっている。

ああ、早く始めたい。

次にやること

こんな自分にお誂え向きのイベントが。
それは、5/3~5/5に大宮で開催される大宮盆栽まつり。

盆栽を調べ始めてから知ったが、大宮には大宮盆栽村なる地域?があるらしい。
そして、毎年GWの時期にそこで市民盆栽展、盆栽・盆器の即売会などが開催されているとのことだ。
これは行くっきゃない!

なお、昭和記念公園に一緒に行った友達を誘ったが予定ありとのことだった。
まあ予定がなかったとしても、GW中に28歳家庭持ち男が友達と盆栽を見に行くというイベントに対して首を縦にふるとも思えない。

幸いにも、全く盆栽に興味がないであろう後輩を捕まえることができたので、2人で参戦する。

そこに行って、

  • 水やりの頻度と盆栽の重さに関する知見のヒアリング

  • ビビッと来る人生初の盆栽&盆器&関連お手入れ品の購入

  • 後輩の盆栽に対するモチベ上げ

これらを完遂する。それが今回の目標だ。

新しい趣味を始めるのはわくわくする!
この小さな興味の芽をゆっくり大切に育てて、
最高のおじいちゃんになるためのステップを着実に踏んでいきたい。


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