Leave No Trace

お疲れ様です、ダイソンです!

7/11-12 上長瀞にて Leave No Trace レベル1インストラクターコースが勉強屋さんで開催されまして、参加させていただきました。
LNTとはなんなのか、そして参加してみて感じたことを書いていこうと思います。

Leave No Trace(LNT)とは


いかに自然にインパクト(ダメージ)を残さずにアウトドア活動をしていくのか、Leave No Trace とは、そのための行動基準です。
「この行動は禁止」「これやっちゃダメ」みたいなよくある環境保全団体のイメージではなく、むしろLNTの哲学は「Don't」よりも「Let's」で物事を考えます。
そして、LNTには7つの原則があり、これらが僕らの活動の行動基準となってきます。原則というと固く厳しいものを連想してしまいますが、あくまでも行動基準であり、できたらいいよねっていう目標です。

これはなにもアウトドアだけに限った話じゃなく、旅行や観光が好きな人にとっても役立つものだと思います。

LNT7原則 | LNTJ-Leave No Trace Japan(リーブノートレース)

2日間の流れ

会場に到着し、各々席に着きます。
講師の方々の簡単な自己紹介から始まり、次は僕ら生徒の自己紹介に移ります。さすが長瀞町と思わずにはいられない濃い方たちが集まりました。笑
自己紹介にて盛り上がった後、LNTについて1-2時間ほど、ざっとLNTとはなんぞやという説明を受けました。ここまでは大学のゼミとほとんど変わりないと思っていましたが、以降一変します。

以降、講義の中心は講師ではなく、生徒中心で進んでいきます。
7つのうちの1原則について、僕ら生徒が講師役となり模擬授業をし、授業が終われば皆からフィードバックを貰います。
模擬授業はSPECという方法で行います。

SPEC(スペック)とは、Student-Centered(生徒中心)、Problem-Based(問題解決型)、Experiential(体験的)、Collaborative(協働的)のアブリビレーション(略語)です。教育プログラム及び指導法に、4つの原理を導入することにより、誰でもより効果的な体験学習活動を開発することができる、北米の野外教育協会(Wilderness Education Association)の伝統的な教育原理です。

SPECを学校教育・野外教育にどう落とし込むか | 9th WEAJ CONFERENCE

これにより必然的に受動から能動になるんで、インプット効率が爆発的にあがるんですよね。
僕らが学校で受けてきた授業はこれとは真反対で、教師中心で結果を重視しています。

フィードバックには「ハンバーガーメソッド」を使います。
バンズはポジティブ意見、パテはネガティブ意見で、どちらかだけの意見では改善点がわからなかったり、単に気落ちしたりします。ですが、まずよかったところ言って、改善点伝えて、そこ改善すればこんな風にもっと良くなるよって。お互い気持ちいいですよね。伝え方次第でお互いWin-Winなフィードバックになるんです。こんなの今後使わない手はないですね。

こんなふうに模擬授業、フィードバックの流れを2日間繰り返します。
こんな伝え方や魅せ方があるんだなとか、こうすればもっと良くなる気がするなとか。

参加してみて

講師の方々の圧倒的なスキルや知識量に感激し、そして面白い人たちに出会え、多くの学びがあったなどの反面多くの課題も見つかりました。
これらすべて含め、参加できて良かったなと思います。
やはり、模擬授業についてはもう少し煮詰めればもっと良いものが作れていたんじゃないかなと思いました。話し方、振舞い方、視点の良い課題設定等、参考になるものが多々ありました。
今後、自分という軸は曲げずとも、今回学んだ参考点などをピックアップし成長していきたいなと思います。

各種SNS

イベント主催
・一般社団法人フォースウエルネス
https://www.instagram.com/fourth_wellness?igsh=MXB6aHBuYjdmNGgwbA==

・WITH RIVER
https://www.instagram.com/withriver_official?igsh=MXFmenJsYzF2Z3QwMA==

講師
・師岡龍也様
https://www.instagram.com/tatsuya.morooka?igsh=MXN1OWZ4NXR4djV3ZA==

・村野夏生様
https://www.instagram.com/nn_aa_tt_ss_uu?igsh=ZmdpZzkxcnVocTk5

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