教授だった父親が、認知症になった①
大学教授。
人はこの言葉を聞いてどんな姿を想像するだろうか?
眼鏡をかけ、白髪交じりで、堅物で、真面目で、勉強が好きで・・・。
いやいや。もしくは、これらのような印象とは真反対にいる超絶フリーダムな面白人間を思いつく方もいるかもしれない。
まあ兎にも角にも、自分の父は前者にあたるような『典型的』大学教授だった。
いやホントに。言い方は悪いが世間が抱いているステレオタイプな教授像が、そのままぴったり父に重なると思う。
全てにおいて大事なのは自分の専門分野の研究。
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