フォルケホイスコーレ留学 こんな学校に通っていました!(クラスメイト編)
こんにちは、swecoです!
今回は、私のクラスメイトについてご紹介したいと思います。
クラスメイトは全員外国人
私が通っていたコースは、Allmän kursの中のAvsiktenというクラスでした。
クラスメイトは全員スウェーデンではない国から来た学生です。
シリア7名、アフガニスタン3名、コンゴ1名、ソマリア1名という構成です。
みな難民として、自国からスウェーデンに渡ってきた人たちです。
スウェーデンでは難民として入国すると、最初にSFIという学校でスウェーデン語や生活に必要な基礎知識を学びます。私の同級生たちはすでに何年も前に入国し、スウェーデン語を勉強しているので、スウェーデン語はペラペラです!
英語を話せる学生が少なく、共通言語はスウェーデン語!
これは鍛えられます...。
シリアの女子たち
クラスメイトのうち、6名が女性で全員がシリア出身の学生たちでした。
彼女たちが、クラスに途中からジョインした私のことを気遣ってくれて、ランチやFIKAなど常に一緒に行動をとってくれました。
彼女たちの年齢は26〜39歳までとバラバラで、みんな既婚&お子さんがいらっしゃいます。中には妊娠中の学生もいて、学期の途中で産休に入りました。
シリアというと、戦争で家や仕事を失って、怖い思いも沢山してきたのだろうと思うのですが、彼女たちはたくましく、明るい性格なのが印象的でした。
「スウェーデンに来て、もう4年くらいたってるから!」と言って、勉強や家事や育児、そして仕事を一生懸命にこなしていました。
おもしろかったのが、自撮りとSNSが大好きなこと。
授業中やFIKA、ランチの時など、いつでもどこでもSnapchatで自撮りして、WhatsAppで送り合う、なんてことをしていました(笑)。
(休憩中は、常に自撮り!)
アラビア語を教えてくれたり、おうちに招いてシリア料理を振舞ってくれたり、本当によくしてもらいました。
(ジャジャーン!手作り料理の数々)
学生の4割は外国人
学生の4割はスウェーデンではない国出身とのこと。
エチオピア、エリトリア、イスラエル、トルコなど様々な国の出身者がいます。ランチやFIKA、寮のキッチンで会った時などに挨拶をしたり、「どこから来たの〜?」と軽く会話をすることができます。
普段の生活では出会えないような国の人たちと会って会話して、お互いの国の文化を知ることができることは、とても貴重だなと感じました。
そして、遠い国で起こっている戦争や飢餓や環境破壊など...
日本に住んでいると他人事になってしまいますが、フォルケホイスコーレでは身近な出来事になります。大きな問題ではありますが、一人ひとりがこういった社会問題に向き合い、考えるきっかけが生まれることで少しづつ変わることもあるのではないでしょうか。
それでは今回はこの辺で、Hej då!
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