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Nikon Z6IIとZ 50mm/F1.2を買った話

所有しているカメラとレンズについて

フルサイズ一眼レフカメラを使うようになってからは、カメラのシステムは全てNikonで統一しています。カメラボディのグリップ感やシャッター音のようなアナログ的な部分と、色の描写がとても気に入っています。

次に所有機材についてですが、普段撮影するメインの被写体がポートレートになりますので、途中色々入れ替わりはありましたが、今はこのラインナップで落ち着いています。

・Nikon D5
・Nikon Z6II ⇦Z6からの買い換え ※今回のメインの話
・SIGMA 24mm/F1.4
・Nikon 58mm/F1.4
・Nikon 105mm/F1.4
・Nikon Z 24-70mm/F4
・Nikon Z 50mm/F1.2

以前は所有していた王道の85mm/F1.4や135mm/F1.8は、105mm/F1.4の登場で出番が無くなり手放しました。

メインカメラとサブカメラ

現時点では、ポートレート撮影のメインカメラはNikonのD5であることは間違いありません。圧倒的なバッテリーの安心感と105mm/F1.4の描写性能があれば、求めるクオリティの作品は撮れますし、おそらくD6を買うことはないので、半永久的に使い続けたいと思える最高の一眼レフカメラだと思います。

実は、今回購入したNIIKOR Z 50mm/F1.2が発売されるまでは、Z6を所有しており、サブカメラとして利用していました。というのも今回のコロナが拡がる以前は、海外からの観光客が、来日前に旅行風景の撮影依頼をしてくるケースがあり、それまで単焦点レンズしか持ち合わせていなかったので、今後は柔軟に対応出来るようにと24-70mm/F4をレンズキットとして売っていたZ6を購入しました。

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの歓迎準備が整ったタイミングで、海外観光客代表としてCovid-19様が来日されてしまい、先行投資していたZ6のデビュー機会が無くなってしまいました。

ただコロナ禍で撮影機会が減少する一方、オンライン会議が増えたことによって、皮肉にもZ6はWebカメラとしてその十二分な役割を果たしてくれました。

本当はZ 50mm/F1.2だけを買う予定だった

Z 50mm/F1.2のレンズが発売された時(購入したのは翌日の12月13日)、既にZ6を持っていたので、レンズの実力を試すだけであればZ6IIをわざわざ買い換える必要はないと考えていました。勿論、ダブルスロットになったことやパワーバッテリーグリップに対応したことが気になってはいましたが、Z6IIIなのかZ6IIm2なのかの後継機が出たタイミングでボディは買い換える想定でした。

奇跡的に残っていたZ 50mm/F1.2の在庫と年内の品切れが読めたZ6II
実はZ 50mm/F1.2は、いつか必ず買うレンズではあったものの、買うタイミングまでは決めておらず、当然発売がアナウンスされてから予約するわけでもなく、気づけば発売日当日を迎えていました。

発売当日になって慌ててネットの在庫情報を調べると、ほとんどの店が初回予約分を除くと次回入手が年明けになることが分かり、翌日、唯一店頭在庫情報があった店舗に足を運んで無事入手することが出来ました。

しかし、レンズが購入出来てホッと一安心したのも束の間、その店舗では既にZ6IIの在庫が切れていたことが分かり、次の事が頭を過りました。

『Z50mm/F1.2の実力をZ6で試してから、今後メイン機としても使うことを考えると明らかにバッテリー容量が不足してしまう。となるとZ6IIが絶対すぐに欲しくなる。今日このままレンズだけ買って帰ったらきっと後悔するはず。』
と瞬間的に判断し、まだ在庫があった他店舗にそのまま足を運び、Z6IIとパワーバッテリーグリップを購入しました。

Z6IIがメインカメラになる日も近い!?

実はZ6IIとZ50mm/F1.2を入手してから、試写も兼ねて、ライティング機材も一式揃えて本格的なポートレート撮影をしました。

正直、あの日本当に買って良かったと思えました。
バッテリー寿命としても1,000枚は耐えうることも分かりましたし、何よりこのレンズの描写力は本当に素晴らしいです。

1回のフル充電で3,500枚くらい撮れるD5を直ぐに手放すことは絶対にないですが、どちらもメインカメラだと言えるくらいになった気がします。

Z6IIを購入したもう一つの裏の理由

コロナになる以前から一人のNikonユーザとして、今後の行く末を心配しているのも事実です。素晴らしいカメラ、レンズを作れるメーカーであることは間違いないですし、その技術を今後も磨き続けていって欲しいと願っています。自分一人がボディ1台を買い換えたところで大した支援は出来ないのですが、今後もNikonというメーカーを応援し続けたいと思ったのが、今回購入した理由の一つです。

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