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洗剤は適量が大事

こんにちは、後輩です。
今日はクリーニングだけでなく、みなさんがご家庭で行う洗濯についてのお話をしたいと思います。

みなさんが洗濯をする際、衣類の汚れを落とすために必ず洗剤を入れていると思います。

洗剤を入れて洗えば洋服が綺麗になるのであれば、「洗剤をたくさん入れればもっと綺麗になる」と思っていませんか?

実は、洗剤を適量以上に使用しても汚れは落ちやすくならず、むしろ汚れが落ちにくくなってしまいます。

これは何故なのかというと、すすぎの工程で大量の洗剤が衣類から落ちきらず、洗剤の成分が衣類に残ってしまうからなのです。

成分が衣類に残ると、汚れをコーティングしてしまい、気ごこちすらも悪くなってしまう場合もあります。

また、洗剤に入っている漂白成分などが衣類の変色や色落ちを招くこともあるため、洗剤の入れすぎは衣類へのダメージにつながると言えます。

その他にも、無添加など体に害のない成分だけで作られた洗剤ではない、一般的な市販の洗剤であれば肌に大量に付着することで肌へのダメージも懸念されるため、小さいお子様や肌の弱い方などは要注意です。

さて、ここまでは衣類や体への影響をお話してきましたが、それ以外にも考えられるのは環境への影響です。

洗剤は主に「無添加洗剤」と「合成洗剤」に分けられますが、合成洗剤は下水処理で分解や除去が難しく、大量の使用は水質汚染を招くこともあります。

そのため、洗剤は洗剤メーカーが設定した規定量を守り、適量を入れて洗濯を行うことは非常に重要なことなのです。

お薬と同じように、用法・用量を守って使用する、ということですね。

みなさんもご家庭での洗濯の際には洗剤を適量で使用し、衣類と体、環境にやさしい洗濯を行っていきましょう。

ではでは、今回はこの辺で。
読んでくださりありがとうございました。

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