ワイシャツの黄ばみを防ごう
こんにちは、後輩です。
今日はクリーニング業界に入って学んだことについてお話していきたいと思います。
もう何回目なのかあまり覚えていませんが、今回はワイシャツの黄ばみについてのお話です。
いつも洗濯している、クリーニングしているのにワイシャツの首元が黄ばんできた……ということはありませんか?
その原因となるのは、皮脂の汚れが酸化していくことです。
繊維についた脂肪分が時間が経って空気中の酸素と結びついて酸化し、化学変化を起こして黄色く変色していきます。
さらに時間が経つと、黄色っぽくなるだけではなくニオイも出てくる可能性があります。
皮脂の汚れ、つまりは油汚れなので、水で洗う洗濯やクリーニングではなかなか落ちてくれません。
以前ドライクリーニングの記事で少しお話したかもしれませんが、水洗いでは汗などの水溶性の汚れは落ちやすいですが、油汚れは落ちにくいのです。
黄ばみを落とすために家庭でできることとしては酸素系の漂白剤や襟用の洗剤、重曹などを使うと良いのですが、今回はワイシャツを普段クリーニングに出される方に向けて、クリーニングのオプションで黄ばみ対策出来るメニューのご紹介をしようと思います。
黄ばみ対策が出来るメニュー、まず一つ目はエリの漂白です。先ほど家庭でできることの中に漂白剤をご紹介したように、エリの黄ばみには漂白が非常に有効です。
あまりにも定着してしまった黄ばみはどうしても落ちないこともありますが、漂白することで黄ばみは落ちる可能性が高いです。
もう一つは、ダブル洗いです。「+ドライ」のような名前で呼ばれることもありますが、水洗いの前にドライクリーニングをセットで行うコースのことです。
ドライクリーニングは水溶性の汚れを落とすことは苦手ですが、皮脂などの油汚れを落とすことは得意なため、黄ばみを落とす、または皮脂汚れをスッキリ落として、黄ばみを予防的に抑えることができます。
定期的にダブル洗い(+ドライ)やエリ漂白をつけてクリーニングに出し、キレイなエリを保ちましょう!
ではでは、今回はこの辺で。読んでくださりありがとうございました。
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