スニーカーの天敵、加水分解
こんにちは、後輩です。
今日は会社の中で主に靴の修理やクリーニングを担当している方に教わった、「加水分解」について少しお話したいと思います。
加水分解について、みなさんは聞いたことがありますか?
加水分解とは化学反応の一つで、ポリウレタンが水分に反応して分解される現象のことです。
スニーカーなどの靴底にはこの加水分解を起こしやすいポリウレタンやEVAと呼ばれる樹脂が多く使われており、空気中の水分を吸収することで靴底がボロボロになっていってしまうのです。
大事なスニーカーがボロボロになるのを防ぎたい!という方は多いと思いますので、加水分解を対策するための方法もご紹介したいと思います。
とはいえ、加水分解を完全に防止する方法はなく、少しでも遅らせるためのもの、と考えていただけるといいかなと思います。
対策①は、スニーカーを定期的に履くことです。
履くことで靴底内の空気が入れ替わり、水分が分散します。飾っているだけ、しまい込んでいるだけでは靴にはよくないということなんですね。
対策②は、履いた後にしっかり乾燥させることです。
足の裏からでた汗がスニーカーの中にこもってしまうことを防いでいくことが重要です。
対策③は、風通しの良い場所に保管することです。
先程の対策にもつながるのですが、とにかくしっかり水分がこもらないようにしましょう。
対策④は、防水スプレーや保管用パックなど、シューケア用品を利用することです。
シューケア用品には加水分解対策のものが多く出ているため、積極的に利用するとよいでしょう。
このポイントを使って、お気に入りのスニーカーを長持ちさせましょう!
ではでは、今回はこの辺で。
読んでくださりありがとうございました。
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