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Recording with Focusrite - ポッドキャストの録音方法 - ②ソフトウェア

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ポッドキャスト配信の初心者も熟練のプロも、優先すべきことは、リスナーが内容をはっきり聞き取れるようにすることです。配信を始めるにあたり、ハードウェア、ソフトウェア、その他の機材、録音のコツを押さえておきましょう。この記事では、使用するソフトウェアについて説明します。

DAWやポッドキャスト専用の録音ソフトウェア、音楽・サウンドプラットフォームなど、録音、ミキシング、番組の仕上げに利用できるソフトウェアは山ほどあります。ここでそのすべてを取り上げることはできませんが、配信への道のりに役立つさまざまなプラットフォームを紹介します。

必須の録音ソフトウェア

DAW以外の選択肢

DAW（Digital Audio Workstations）は、音楽の制作に最適化されています。そのためポッドキャスターにはしばしば技術的な難易度が高く、はじめは多くの機能に圧倒されるかもしれません。でも、怖がらないでください。DAWの技術的な習得を緩やかにするポッドキャスト専用のソフトウェアについてまずはご紹介します。

Hindenburg 
ポッドキャストからラジオ、オーディオブックの制作まで、Hinderburgには煩瑣な技術的操作なしで、プロ級の音声を録音、編集、発行を容易に行えるツールがすべて揃っています。
従来のオーディオ編集ソフトは音楽には最適ですが、朗読用に設計されていません。Hindenburgの簡単に学べるツールが、語りのワークフローを簡易化および自動化してくれるので、ポッドキャスターは音量、EQ、出力形式などを一切心配せずに、自分の話に集中できます。

SquadCast
SquadCastは、スタジオ品質のオーディオ・ビデオを取り込めるリモート録音プラットフォームです。SquadCastのチーム自体が完全なリモートチームだったため、たとえポッドキャスターやゲストが地球の裏側にいても、簡単に創作とコラボレーションを行える革新的ソフトウェアを開発しました。
品質に妥協のない有意義な会話をするには時間が必要です。SquadCastのクラウドベースの技術では、複数のバックアップファイルを組み込んでいるため、録音の喪失やオーディオ同期の問題がなく、離れた場所にいるゲストと簡単にポッドキャストを配信できます。

DAW

DAWは元々音楽の録音用に作られましたが、ポッドキャストの録音にも使用できます。DAWの中でも特に人気があるのは、ポッドキャストの録音を念頭に置いた、Logic Pro、Audacity、GarageBandなどです。主に音楽制作用に設計されているため、コンプレッションやEQなど、磨き上げた音を得るのに役立つエフェクトが豊富にあります。その多くはポッドキャストの録音には使用されないでしょうが、利用することは可能です。

Audacity
Audacityは、無料で使いやすいマルチトラックの音声編集・録音ソフトウェアです。DAW共通の欠点はありますが、人気があり、特筆に値します。Windows、macOS、GNU/Linux、その他のオペレーティングシステムに対応し、インターフェースは多言語に翻訳されています。
Audacityは典型的なDAWの機能を備え、多数のゲストの録音を一度で済ませ、番組の編集とミキシングを行い、さらにポッドキャストに音楽要素を追加することもできます。

GarageBand
Macを持っている人なら、アプリの中にGarageBandを見かけたことがあるでしょう。これは無料のソフトで、すでにダウンロードされています。ポッドキャスト番組の録音に使用できる典型的なDAWですが、やはり音楽制作用に作られているため同じ欠点はあります。
GarageBandは一般に音楽録音用で、Logic Pro Xへの入口でもあるため、完全装備の音楽創作スタジオをMac内に再現します。ポッドキャスターには役立たないかもしれませんが、楽器、ギターと声のプリセット、厳選されたセッションドラマーとパーカッショニストを含む、完全なサウンドライブラリが用意されています。

音楽とサウンドを追加するソフトウェア

Ampify Studio
プロ仕様の著作権使用料無料ループを使って、あらゆるジャンルの番組のイントロ、エンディング、コマーシャルをあっという間に作成できる、使いやすいソフトウェアです。複数のサウンドパックからループを組み合わせて、すぐにユニークな音を作れます。
他のサウンドプロバイダーとは違って、Ampify Studioでは独自のバッキングトラックやコマーシャルを簡単に作り、番組独自の演出をすることができます。ポッドキャストで使う音楽に自分で関わりたい人には、これこそ必要なツールでしょう。メインは音楽作成用のプラットフォームですが、敷居が低く、簡単に使えるので、音楽経験がない人でも専用ライブラリのループを使ってトラックを作ることができます。
Ampify Studio Premiumでは、拡張型の著作権使用料無料専用サウンドライブラリにアクセスできます。このライブラリには、いくつものジャンルとスタイルを網羅する12,000種類のループがあり、その数は増え続けています。サウンドは毎週追加されるので、いつでも使いたくなる新鮮な音が見つかります。

Epidemic Sounds
Epidemic Soundsは動画クリエーターをターゲットにしていますが、ポッドキャスト番組に使える著作権使用料無料の音楽も提供しています。動画、ストリーミング、ポッドキャストに使用できる音楽と効果音のカタログに無制限でアクセスできます。ライセンスには必要な権利がすべて含まれているので、どこで使用しても、著作権侵害を主張される心配がありません。
サブスクを開始する前に30日間無料で試して、自分に合っているか確認できます。サブスクには9万種類の効果音も含まれています。

Recording with Focusrite

プロから愛好家まで、世界中で何百万人もの人々が毎日Focusriteのオーディオインターフェースを使って音楽を制作しています。このシンプルな赤いボディの録音機材は、クリエイターに自分たちの音楽を世界と共有する力を与えてくれます。オーディオインターフェースが技術的に優れていることはとても重要ですが、それよりも大事なことは、機材はあくまでもクリエイター自身を輝かせるためのツールだということです。

どんな楽器を録音するにしても、録音のテクニックには常に大事となる基本原則があります。Focusriteの設計開発チームでは、ユーザーの方々がこれらの原則を守りながら簡単に録音できるレコーディングツールの提供を目標としています。世界中に愛好者のいるFocusrite Scarlett インターフェースは、ユーザーの知識や経験を問わずに、様々な場面で良い音の録音を実現できるよう設計されています。このRecording with Focusriteの記事シリーズでは、具体的な楽器やシーン別の録音方法を入門的に解説しています。これらの記事がユーザーの方々のクリエイティブな旅路のガイドとなり、音楽制作の手助けになることを願っています。

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