フォーカル

家電などをデザインしているプロダクトデザイナーです。畑違いのところからの学び直しでデザ…

フォーカル

家電などをデザインしているプロダクトデザイナーです。畑違いのところからの学び直しでデザイナーになりました。 2023年からはフリーランスでのデザイン、撮影も持始めました。

マガジン

  • プロダクトデザイナーが学ぶ UX / ビジネスデザイン

    Xデザイン学校で学んだUX / ビジネスデザインの気付きを発信していきます。 2022.5-2023.1までの合計10回です。

  • 撮影

最近の記事

「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第6/10回 「アイディア創出と受容性評価」 & 第7/10回「構造化シナリオ法」

1、コケてみて 初めて気付く 失敗に前々回あたりから、テーマに沿って新規事業を考えています。 都度先生にレビューを受けながらチームで提案を考えているのですが、その際に先生から言われているのは「一度考えたビジネスモデルは後戻りして考え直さずに、そのままやり切ってください」ということです。 「そうなんだ」程度に思って進めていましたが、ここにきてその意味がわかってきました。 どういうことかと言うと、素性の悪いビジネスモデルのアイデアはどんなにディティールを考えても、急に良くなること

    • 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第5/10回 「ペルソナ/シナリオ法」

      今回はペルソナ/シナリオ法です。 講義を聞くとその通りだと思うのに、実務だと気付くと悪い方向でオリジナルにアレンジしちゃってることばかりで今回も耳が痛かったです。 今回は特に肝に命じたいこと2点。 ■良いサービスは良いユーザーシナオリオから 普段私はアプリケーションをデザインすることはありません。 なんで世の中のUXデザイナーはシナリオなんて考えてるんだろう?とまで思ってましたが、自社のアプリ、GUIの使い勝手を思い起こしてハッとしました。 私がデザインする商品は私自身が

      • 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第3/10回 「ビジネスインタビュー」

        7/17 #03ビジネスインタビュー 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」 第3/10回 のテーマは「ビジネスインタビュー」についてです。 毎回そうなのですが、講義で教えていただいた内容を日々の業務に重ねてみると「やってはダメこと」はたくさんあるのに、「やらないとダメなこと」は全然やっていません。 大学でも同じようなことを学んだはずなのに、私が日々の業務に都合の良いように解釈して、間違えた方向で実践しちゃってることも多いなと思いました。 できた気になって

        • 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第2/10回 「エスノグラフィと行動観察の振り返り」

          「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」 第2/10回 のテーマは「エスノグラフィと行動観察の振り返り」についてです。 が、このテーマでは私の思う本質に辿り着けないと思うので、言い換えます。 1、第2/10回 のテーマ(改) 「物事の善し悪しを見抜く目を持て、そうしなければ道具は効果的に使えない」 これを具体的に例えるなら、 「どんなに乗り物の運転が上手だとしても、方向音痴だったりナビが使えなかったりすれば、どこにも辿り着けない」みたいなことです。 自分の

        「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第6/10回 「アイディア創出と受容性評価」 & 第7/10回「構造化シナリオ法」

        • 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第5/10回 「ペルソナ/シナリオ法」

        • 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第3/10回 「ビジネスインタビュー」

        • 「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第2/10回 「エスノグラフィと行動観察の振り返り」

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        • プロダクトデザイナーが学ぶ UX / ビジネスデザイン
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          「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第1/10回 「ブートキャンプ」

          企業内で、家電製品などのデザインをしている「フォーカル」です。 これから10回に渡り、Xデザイン学校( https://www.xdesign-lab.com )で学んでいる「UX/デザイン思考」での「気付き」を月一で投稿していきます。 講義の中で薦められてこのnoteを作成していますが、私以外のインハウスデザイナーや、これからインハウスデザイナーになりたい方々のお役に立てれば幸いです。 しかし、私も学び始めたところなので、ここでの内容は鵜呑みにしないでください。今回は、1、

          「プロダクトデザイナーが学ぶ、UX/デザイン思考の基礎」  第1/10回 「ブートキャンプ」

          水滴撮影の覚書

          表題の通り、水滴(ミルクラウン)撮影の覚書です。 【機材】・カメラ LUMIX GH5S ・レンズ NIKON マクロレンズ 60mm F2.8 D (MFで使うには、フォーカスリングの動きが悪い、、、) ー静止画設定ー iso1600 (iso3200ではノイズが目立った) SS6000(LEDビデオライトMAXの光量でなんとか撮れるレベル) f5.6 (これより開けると、クラウンのピント合わせが困難) ー動画設定ー iso200 SS200 f5.6

          水滴撮影の覚書

          私の学生作品とインターンシップ(作品追加)

          こんにちは、もけけです。ちょっと寄り道を経て、メーカーでプロダクトデザインの仕事をしています。 前2回で、自己紹介と美大で学んだことを書きました。しかし、実際にどんなことをやったのかはよくわからないと思います。そこで、今回は学生時代のポートフォリオ(作品集)の一部お見せします。 アウトプットの詰めの甘さとか写真の甘さとか、いろいろありますが、そのままの方がリアリティがあるので、当時(10年くらい前)のままでお見せします。 1、ハンディクリーナー 家電メーカーの採用実習

          私の学生作品とインターンシップ(作品追加)

          24歳で再受験!プロダクトデザイナーになった話

          こんにちは、もけけです。ちょっと寄り道を経て、メーカーでプロダクトデザインの仕事をしています。 今後このアカウントでは、これからデザイナーになりたい社会人さんと学生さんに、美大受験当時に私が欲しかった、 美大受験、 美大と他の大学との違い、 デザイナーの入社試験、 プロダクトデザイナーの仕事 などに関する情報を伝えていきたいと思います。今回はその触りの部分d かんたんな私の経歴関西大学卒業 専門商社でシステム開発(18ヶ月) 本格的な受験勉強(3ヶ月強)

          24歳で再受験!プロダクトデザイナーになった話

          就職後振り返る、多摩美プロダクトデザイン専攻のこと

          こんにちは、もけけです。美大再受験を経て、メーカーでプロダクトデザインの仕事をしています。 今回お伝えするのは、就職ありきで多摩美術大学のプロダクトデザイン専攻を選んだ私が、改めて多摩美のプロダクトデザイン専攻で学んで良かったなと思うところです。 「大学で学んだことは実務とあまり結びつかない」と、たまに聞きますが決してそんなことはないと思います。会社に入ってから学ぶべきことが多すぎるだけです。さらに、大学で学べたことは会社では学べないことでもあります。 1、考える力、な

          就職後振り返る、多摩美プロダクトデザイン専攻のこと