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就活は、15年前の出来事。参考になるかどうかはわからないですが、タグで就活体験記があったので、自分のことを書いてみようと思います。

コロナ禍で昔の就職活動では参考になりませんが、東京ビックサイトとかのでかい展示場にリクルートスーツの学生が大勢やってくる謎の光景は自分自身苦手でした。当時はそれが当たり前という流れだったのですが、自分自身はそこまで自己肯定感が強くなかったので、大手に入社するということはすでに諦めて、中小企業をメインに探していました。

面接はそこまで多くなかったですが、周りには30、50、多い人では100社落ちている人もいて、内定したら内定したで自分自身が置いていかれるような感覚になり、精神的に落ち込んでくると「就活のゴール=内定」となってきてしまい、本来の目的から脱線しやすくなります。そうなるとブラック企業の思う壺。

内定して順調に就活を終えても、入社数日で辞める人もいます。自分も新卒で入った会社は3年持ちませんでした。その時は社会人不適合ではないかと自分を疑いました。でも、これだけははっきり言えます。
「誰もあなたの数年後の未来を当てることはできないし、明日の未来すらも当てられない。」

いい会社に入ったら、素晴らしい未来があるとは限りません。逆に失敗をしたからこそ、なにくそと思うようになるし、違う世界が開けます。就活は一大イベントのように思われますが、そんなこと全くないです。しょうもない先輩や上司の元に配属されたら、簡単につぶされてしまいます。耐えても鬱になって人生めちゃくちゃにされてしまいます。それは大手と言われているような会社でも全然ありえる話です。上司だって先輩だって所詮人間です。あなたの魅力をすべて理解できる神様ではありません。これは事実です。

自分は新卒で入った会社を3年持たずにクビ同然のような感じで辞めさせられました。真面目な性格をうまく利用されて会社都合ではなく、私事都合による退職にさせられました。今でも、そのときの上司は恨みしかないです。ですが、証拠はありません。当時の自分の頭の悪さを後悔するくらいです。それから12年がたち、運よく同じ業界で仕事ができています。
紆余曲折ありましたが、平凡に何年も同じ会社にいるよりはドラマティックな人生だなと思っています。

就活に失敗してもあなたの人生が終わるわけではありません。
起業する人もいれば、youtuberをやる人もいれば、フリーランスでやる人もいます。昔と比べて選択肢や情報、いろんなことがオープンになり就活しないといけないという風潮もゆるくなってきたと思います。
昔は会社に入るという選択肢しかなかったからみんな就活を頑張るようになったのだと思います。ですが、今はいろんな選択肢があります。
3年やったら辞めるつもりでもよいと思います。

もし、過去の自分に言葉をかけるとしたら
就活を楽しめ!!」と言うと思います。
自己分析して、エントリーシート書いて、大変ですがここで自分自身を一回見つめなおすことができます。喜びも悲しみも悔しさも怒りもある、このイベントを楽しんでほしいです。

#就活体験記

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