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ドラクエ3の話 遊び人はなぜ賢者になれるのか?

大人になってふと気が付いた、ゲーム設定の謎。
よくよく考えると気になりませんか?

今日も皆様お疲れさまでした、ようやく金曜日。
居酒屋やってないからいけないけれど、よい週末を過ごしましょう。

昨日、同じような記事を投稿しましたが、そういえばと思い急遽2日連続でゲームの話題です。


今日の記事内容は

何故、遊び人は賢者に転職できるのか?


はじめに

何故こんな設定がされているのか、子供の頃はまったく気にせずに
レベル20にすることで賢者に転職することができる方法のひとつとして認知はしていました。

しかし、

この設定は、何かしらのメッセージなのではないかなと思い、自分なりの解釈を考察してみることにしました。


普通は悟りの書が必要

ゲームを理解してくれる方は説明不要だと思いますので、わからない方向けに説明を加えます。

ドラクエ3というRPGのゲームの世界のお話。
ストーリーを進めていくと、ダーマ神殿という施設にたどり着きます。
ダーマ神殿では、現在の職業から別の職業に転職をすることが可能となります。勇者は転職することができず、その仲間がレベル20になると転職することが可能です。

例えば魔法使いが、レベル20になったので僧侶に転職ということが可能になります。

その中でも、転職する際に最も貴重な職業が

賢者


メリット

・魔法使いと僧侶が覚える魔法を両方覚えることができる。
・攻撃にもHP回復にも汎用性高く活躍する。

賢者に転職すれば、戦力も大幅アップといいことだらけですが
賢者に転職するには、レベル20になることのほかに条件があります。

悟りの書を持っていること。

冒険の中で手に入れられるのはせいぜい2つ
非常に貴重なものです。

賢者になる方法の例外

ただし、賢者になるための例外的な職業がひとつあります。

それが、遊び人

遊び人という職業の場合は、例外的にレベル20になれば
悟りの書がなくても賢者になれるのです。

なんという設定。

ですが、遊び人はその通り戦闘では全然役に立ちません。
ステータスは総じて低く、高いのは【うんのよさ】だけで勝手に遊んだり、勝手に麻痺して動けなくなったり、大変です。

しかもこの設定は当初の説明書にも書いていない裏設定。
何かしらのメッセージが隠されているのではと自分なりに考えました。


遊び人が賢者になれる意味

これは、自分なりの解釈なので色々な意見のひとつという位置づけにしていただけるとありがたいです。

自分なりに考えた、遊び人が賢者になれるのは


「今の役割では、周りの仲間のためにならないと真正面に受け入れて自分自身を変える力が備わるから」

最初から戦力になっているキャラはいいと思います。
戦士は攻撃力がある、魔法使いは魔法を使って攻撃できる、僧侶は回復や補助系魔法でサポートする。

みんなそれぞれ役割があるのですが、遊び人は戦闘に対してメリットがない。そうやって物語を進めてレベルが上がっていくと、自分の長所が役に立たなかったり、周りのみんなに迷惑をかけていることを悟る。現代だったら結構凹みます。

「どうすれば周りの役に立てる存在になるのか?」

を一番考える職業だと思います。
それを真剣に考え、自分の殻を破ることを考えるからこそ、ゲームの設定として遊び人はレベル20になると賢者になる設定が加えられたのではと考えています。

ある一定の成長(レベル20)をすることで、人として一回りも二回りも変わり、今度は周りの役に立てる存在になる。


まとめ

最初は遊びが大事だから賢者になれると考えていましたが、遊び人という職業設定は当時の時代は斬新でした。

でも、まさか裏設定があるとは思っていませんでした。

自分たちだって、仕事で悩んだり、もっと成長を求めたり、たくさん壁にぶち当たって悲しんで凹んで、自分を変えようと努力する。

気が付いたら賢者のように重宝される人間になれる。もしかしたらみんな賢者になれる才能があるかもしれない。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ふぉあぐら

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