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U18日清食品トップリーグ2022


U18世代の大会が行われているのを
ご存じですか?

バスケットLIVEやJBA公式Youtubeで
配信されているので、これまでも
私は比較的目にする機会が多かったのですが

日本の高校バスケ
(ウインターカップなどなど)の
人気を長年見ていると、
このアンダー世代の盛り上がりはまた少し
違う角度から見られていいなぁと思います。

元々、高校バスケはインターハイ、(国体)
ウインターカップと大きな大会はあるけれど
トーナメント形式で行われるので
試合に出られる選手も限られてくる。
試合の経験値が上がること
出場のチャンスが増えること
大学、またはトップに上がる前に
リーグ戦文化を経験することは
とても素晴らしいと思います。


・U18日清食品トップリーグ


実際、この「日清食品リーグ」は
U18世代の育成・強化を目的に
昨年度、関東ブロックでリーグ戦が行われ
それが2年目となり関東、東海、中国、四国と
派生しトップリーグが新設されたもの。

一発勝負のトーナメントと
期間が続いていくリーグ戦では
コンディションはもちろん
気持ちを継続させていくことも違ってくる
それを高校生で経験できるのは

大学バスケ経験者(マネージャーですが)
Bリーグ、Wリーグを近くで観てきた
(実況者ですが)
私個人的には、今後に大いに繋がることだと
感じています。


そして4試合、実況を担当させて頂きました。
今回はひとり実況だったのですが


10月8日(土)安城学園vs明星学園
      昭和学院vs大阪薫英女学院

    9日(日)京都精華学園vs明星学園
      東京成徳大学vs安城学園


こちら4試合の実況を担当しました。

初めての片柳アリーナ


実況席より



・安城学園vs明星学園


50-42で折り返しますが、
後半は安城学園の流れに。

102-70で安城学園は勝利。

安城学園のキャプテン、高木選手の
最後までリングに向かう姿勢が見ていて
とても素晴らしかったです。
青木選手の途中出場で流れを変えるスティールが
印象的でした。

明星学園はキャプテン梅村選手と、
鶴丸選手、池田選手の得点が光りました。


・昭和学院vs大阪薫英女学院


大阪薫英リードで試合は進み
53-78で勝利。

27得点、インサイド島袋選手の強さが
発揮された試合でした。
大阪薫英はU17W杯代表の津野選手など
ガード陣に注目されることが多いですが
非常にバランスの良いチームだと感じました。
スピードについていく走ることができる
点を取れるインサイドと最強のガード陣。

昨年も活躍していた選手が3年生になって、
全国とどう戦うかますます楽しみです。

昭和学院は1,2年生主体の若いチーム。
清水選手や山下選手が経験を積んで
どう成長していくか注目です。


・京都精華vs明星学園


インターハイ王者に明星学園が挑みました。
93-70で京都精華が勝利。

明星学園は前日から留学生を欠く中で
とても集中したディフェンスを見せました。
ですがやはり王者、イゾジェ・ウチェ選手は
この試合46得点、20リバンド。
U17W杯代表八木選手はこの日も躍動。
10得点、18リバウンド!
私は彼女の魅力はこのリバウンドだと
本当に思う・・・。
リバウンドの後、絶対にボールを離さない強さ
そしてそのままフロントコートまで持っていける
技術、脚力。

コンディション調整中の堀内選手の初参戦となりましたが
浮かない表情が気になる場面もありました。
ウインターに向けて万全に静養してほしいです。

明星学園は池田選手の得点、コントロールが
光りました。とても頼もしい選手です。



・東京成徳vs安城学園


ここまで5試合勝ちがない東京成徳
最後まで粘りましたが72-79で
安城学園が勝利。

東京成徳はファウルトラブルにも悩まされ
インサイドで盛り返した場面もありましたが
尾崎選手がベンチにいる時間が少し
長くなってしまいました。

安城学園はこの試合も高木選手が引っ張ります。
得点リーダーは永野選手。
大事な場面でバスケットカウント、3Pと
勝負強さを見せました。


大阪薫英さんのこの言葉大好きです


・実況席より


この大会は少し時間が空いて、
11月12日からまた始まります。

全国ではウインターカップ予選も行われていて
いよいよまた冬の祭典の時期がくるなぁと
どきどきが高まってきました。

ありがたいことに様々なカテゴリーで
実況を担当させて頂いています。

日本代表、Wリーグ、大学男女
高校男女、ジュニアウインターカップ・・・。

その時々しか見られない、唯一のゲームの
放送席に座らせて頂けることは
本当に幸せなことだといつも思っています。


今回、京都精華さんの実況は
昨年のウインターカップの決勝以来でした。

八木選手、堀内選手の1年生にして
あの堂々としたプレーは圧巻でしたが
実は、彼女たちの実況は2021年の
ジュニアウインターカップでも担当しています。


当時から特に注目されていた
八木選手、堀内選手、ディマロ・ジェシカ選手は
その大会で延長戦の末敗れ、準優勝。
その片鱗は見せていて
どんな高校生になるか楽しみで仕方ない
選手たちでした。

この夏、初優勝を果たした京都精華。

日本代表としても活躍してますます飛躍していく
選手たちの姿を追いかけることができ
それをお伝えできることを
心から嬉しく思います。


また冬に東京体育館で会いましょう。


また冬に


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