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第25回Wリーグ2023-24 プレーオフ  セミファイナル実況


武蔵野の森総合スポーツプラザに
戦いの舞台はうつりました。
桜が咲き誇るアリーナではじまった
第25回Wリーグのセミファイナル。

高崎で行われた
一発勝負のセミクォーターファイナル、
クォーターファイナルを勝ち進んだチームと
レギュラーシーズン1位、2位のチームが激突。


セミファイナルは2戦先勝方式。
富士通vsシャンソンの実況を
担当させていただきました。






・GAME1


レギュラーシーズンは最終週に激突し
富士通の2勝となっているこのカード。

まずは富士通宮澤選手の得点から入りました。
林選手、町田選手の3Pも決まり
バランスよく得点し富士通リード。
シャンソンは富士通の固い守りに
なかなかリズムを掴めず
佐藤選手やウチェ選手が繋ぎます。
第2Qも富士通のペースで試合は展開し
シャンソンはタイムアウトで
その流れを切りながらという20分に。
町田選手のアシストや
内尾選手のスティールも光りました。
45-33で前半終了。

後半も富士通ペース変わらず
宮澤選手も3Pなどで得点を重ねます。
第4Qは両チーム少し得点が止まる
時間帯もありましたが
シャンソンも気持ちを見せ
小池選手が連続で3Pを沈めますが
73-59で富士通の勝利となりました。





・GAME2


立ち上がりは完全に富士通ペースでした。
林選手もこのQだけで3Pを2本沈め19-0のラン。
第1Qは23-6となりました。

第2Q、シャンソンが少しずつリズムを
掴みます。ウチェ選手を起点に
金田選手、白崎選手、佐藤が繋ぎました。
富士通はセカンドユニットをスタートに
戻し、内尾選手などが得点を重ねました。
しかしシャンソンの追い上げ実り
35-30と5点差で後半へ。

第3Qは富士通テミトペ選手を中心に
リードを広げます。
シャンソンはここもウチェ選手を起点に
なんとか追いかけます。
この試合、両チームゾーンディフェンスが
鍵になりました。
ゾーンアタックがうまくいかない時間や
ターンオーバーが続く時間も印象的でした。

第4Qもシャンソンが追いかける展開は
変わらず。そんななか、リバウンドで繋ぎ
白崎選手が3Pを決め59-59の同点に。
富士通のタイムアウト明け、宮澤選手が
3Pを決め返しますが拮抗した時間
ついにウチェ選手の得点で逆転した
シャンソンは小池選手の3P。
さらにそのあと内尾選手の3P。
69-70で小池選手のフリースロー。
1/2で69-71、残り11,5秒
富士通タイムアウト、明けのDF
シャンソンはゾーンで守りました。
富士通テミトペ選手がフリースロー獲得
1/2となり70-71。
シャンソンが大逆転勝利となりました。





・GAME3


GAME2に続いて立ちあがりは
富士通の時間となりました。
8-0のランでリードすると
シャンソンははやめのタイムアウト。
シャンソンはディフェンスを変えますが
富士通は宮澤選手、林選手の3Pが決まり
一気に34得点。
テミトペ選手の気迫も伝わり
34-14で最初の10分を終えました。

第2Qも林選手3P止まらず43-18に。
シャンソンは佐藤選手やウチェ選手が
奮闘します。
知名選手もアグレッシブに攻めますが
51-33で後半へ。

後半も富士通の勢い止まりません。
町田選手の得点、宮澤選手の3P
テミトペ選手のフリースローと
どんどん得点を積み重ねます。
シャンソンは金田選手が思い切りのいい
シュートで気持ちを見せます。
小池選手も3Pを積極的に狙い
追い上げをはかりますが
93-72で富士通の勝利。
3Pはなんと9/10!!!
ファイナル進出を決めました。












・デンソーvsENEOS


セミファイナル第1試合は
デンソーvsENEOS。
GAME1はデンソーの時間となりました。
バランスよく得点し
3Pが気持ちよく決まります。
木村選手、髙田選手、渡部選手などが
次々と沈め、ひまわり選手も躍動。
ENEOSは立ち上がりのミスや
ここぞという場面にシュートが決まらず
主導権をなかなか握ることできない
印象でした。
そんななかでも渡嘉敷選手、岡本選手
長岡選手など経験豊富な選手たちが
チームを引っ張りました。
GAME1は77-58でデンソーの勝利。


GAME2はさすがのENEOS
しっかり切り替えて臨みましたが
この日もデンソーのシュートは好調。
さらにはENEOSが勢いに乗る、という
瞬間をきっちり断ち切りました。
追い上げの時間、長岡選手が負傷退場。
宮崎選手もファール4つとなりベンチに。
渡嘉敷選手、岡本選手
若手の選手たちも繋ぎますが
デンソーはエブリン選手の強さが光り
木村選手もシュート好調
さくら選手の安定したシュート
髙田選手のここぞの3P
ひまわり選手の躍動・・・
と勝利へ一直線でした。
82-66で勝利しファイナル進出決定です。



・放送席より


GAME1は東京羽田本橋菜子選手と
ご一緒させていただきました。
選手目線の丁寧な解説!に
やわらかいお言葉で素敵でした。
いろいろとお話させていただき
最後には今季の振り返りのコメントも
いただきました。


GAME2、GAME3は有明葵衣さん。
こまかい戦術、現状の説明、と
「有明先生」にいつも勉強させて
いただいています。



・ファイナルへ向けて


今季のファイナルは皇后杯で初優勝を果たした
デンソーアイリス
vs
レギュラーシーズン1位の
富士通レッドウェーブ

レギュラーシーズンは1勝1敗でした。

デンソーは固い守りに加え
最強の得点バランス
さらにはベンチメンバーの勢いと
ファイナルへ向けて仕上げてくるでしょう。

一方の富士通も
スティールからのブレイクが持ち味
勝負強さと爆発力が光る得点、と
勢いが止まりません。

ファイナルを楽しみに・・・
私もまた準備をします。



お世話になった皆様
ありがとうございました!


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