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第89回 皇后杯


12月14日より皇后杯の
ファイナルラウンドが行われました。

2次ラウンドを経てファイナルラウンドに
進んだ8チーム。


・準々決勝


・トヨタ自動車vsトヨタ紡織

トヨタ紡織は坂本選手、河村選手など
主力が不在で平末選手もDNPという
試合になりました。そんななか
立ち上がりから互角の戦いが続きますが
56-51でトヨタ自動車が勝利。
ベスト4に進出となりました。


・ENEOSvs三菱電機

Wリーグレギュラーシーズンで復帰となった
ENEOS林選手もスターター起用で出場。
渡嘉敷選手のインサイドはもちろん
長岡選手の新たなホットラインも決まり
長岡選手は本来の「点取屋」の力を
大いに発揮。
三菱電機も全員バスケで追いかけますが
92-73とENEOSが勝利しました。


・東京医療保健大学vs富士通

富士通は宮澤夕貴選手と内尾選手の不在も
あり、なかなかリズムを掴めません。
東京医療はテミトペ選手のインサイドや
DFから走る展開など持ち味を大いに発揮し
前半は36-31で東京医療リード。
後半はやや富士通の勢いに東京医療は
飲まれそうになりますがさすが
インカレ6連覇の実力。
最後の最後まで勝負の行方は分からず
残り20.3秒で2点差。
最終スコアは69-87で富士通が勝利し
Wリーグの意地を見せました。


・デンソーアイリスvs日立ハイテク

立ち上がりからデンソーがリード。
髙田選手や赤穂姉妹の安定感に加え
今季、本川選手が更にフィットし
パワーアップしている印象。
高橋選手の思い切りのいいプレーも
勢いを後押しします。
日立ハイテクも追いかけますが
85-42、デンソーが強さを見せました。




・準決勝


・トヨタ自動車vsENEOS

拮抗した展開となります。
一時ENEOSペースとなりますが
トヨタ自動車もWリーグ2連覇の
力を発揮。
しかしENEOSは渡嘉敷選手
32得点17リバウンド
星選手の21得点など勢いに乗り77-57
10連覇へ大手をかけました。


・富士通vsデンソー

主力を欠く富士通は町田選手が
牽引しますが
デンソーは安定のインサイド陣に
思い切りのいいアウトサイドと
非常にバランスの良い布陣で74-56と
強さを見せました。



・決勝

去年と同じ顔合わせとなりました!
ENEOSサンフラワーズ
vs
デンソーアイリス
の一戦。

ENEOSは前人未到の10連覇
デンソーは過去6度の準優勝
すべてENEOSに阻まれていて
悲願の初優勝
因縁といってもいい組み合わせです。


立ち上がりから両者非常に集中して入り
互角の展開に。
インサイド、アウトサイドと
得点を重ね譲りません。

流れが動いたのは最終Qでした。
開始2分でENEOSは渡嘉敷選手の得点から
長岡選手、星選手の連続3P。
デンソーはタイムアウトで修正しますが
勢いに乗ったENEOSはそのまま突き進み
最終的には76-66。
ENEOSが10連覇、27回目の優勝を
果たしました。




・放送席より

準決勝と決勝の実況を担当させて頂きました。

昨年もENEOSvsデンソーの
決勝戦でしたが
序盤からENEOSが圧倒していたので
今年の試合は大きく違っていて
デンソーの進化
そしてENEOSの強さを
より感じる試合になりました。

また今年もここに座らせて頂いて
光栄です。

選手やチームの皆さんがどれだけの
想いでここに立っているかと思うと
私自身はここに座る覚悟を
できているだろうか?
それだけ努力しているだろうか?
そういうことを改めて感じました。

素晴らしい試合にまた感化され
引き続き私も頑張ります。


お世話になった皆様
ありがとうございました!


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