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金融業界の不都合な真実(2)

Section3 金融業界の本当の姿

残念ながら…あなたが付き合う金融業界には…プロはいない!という衝撃の事実をお伝えしなければなりません。

そんなことはないでしょう?と信じて疑わない人もいると思いますがあなたが常日頃、接する金融業界の人達は投資のプロではないのです。

窓口

証券会社や銀行の窓口で金融商品を勧めてくる人は、商品の知識は多少あっても…あなたの資産を増やすプロはいません。

所詮、その方々はサリーマン、会社という枠組みの中で与えられた業務を黙々とこなしているだけ。

極端に言えば、手数料さえ落としてくれたら…あなたの資産のことはどうでも良いのです。


まぁ…金融業界の窓口は…そんなもんでしょうと…知っていたあなた!!


実は…証券会社には…他の部署にも資産形成のプロと呼べる人は…ほぼほぼ存在しないのです。


例えば…投資信託を運用する部署、如何にも運用のプロがいそうですが…マニュアル通りに行っているだけ…上司の顔色を伺っての作業をするだけ。

実際に運用の出来る人は…さっさと外資系の運用会社にヘッドハンティングされていきます。

だから…プロはいないのです。

また、証券アナリストやストラテジストと呼ばれる人も、メジャーな金融情報配信会社のお抱え提灯持ち”研究員”や”アナリスト”なので、一見すると中立な立場からコメントしているように見える情報も、会社の意向に沿って発言しています。

アナリスト


だから…彼らの肩書で出てくるニュースも、ほぼほぼ業界にって、有益になる情報しか流さないのです。


あなたは…証券業界から今週は暴落する恐れがあるから…注意してくださいねというニュースを聞いたことがありますか?

ないでしょう!!

そんなニュースを出したら…降格どころか…会社をクビになるからです。


なぜクビになるかって?
今現在、投資信託を多くの個人投資家が保有しています。
そこには保有期間中は自動的に信託報酬がかかります。

つまり証券会社にとって、顧客が資金を抜くことは、安定的に入ると計算できる収入が減ることに直面するからです。業界にとっては、絶対に避けたいこと。

で、実際に暴落があったとしても…証券マンは大丈夫なのです。
お客になんていうか決まってますから

「この度は本当になんと申し上げてよいか分かりません。
今回のショックでほとんどの投資家が大きな損失を出しました
あなたもあまり気を落とさないで。。。」

謝るだけ


こう言ってから…こう続けます
「でも株式市場は待てば必ず戻ってくる歴史があります。
大半の方は保持して時期を待つことを選択してます」

なんてチョット神妙な顔つきで言えばOK!!

サラリーマンの彼らにはどんな大暴落も無傷ですみます、1円も損しないのです。

このように金融機関であなたが接する部署にはあなたの資産を守り増やすプロはいないことを知っておきましょう。


ちょっと株式投資のことで相談が…なんて…窓口相談へいくことは止めておくべきです。


次号へと…つづく


投資の憲法




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