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あやめ印西のお話

こんにちは、ブログ担当です
本日は千葉県にある訪問看護ステーション印西のマネージャーさんにお話を伺いました。
開設が令和3年3月になり、約1年の事業所になります
以下、あやめ印西のお話です

お手紙を頂いた利用者様のお話

―――お手紙を頂いたとのことですが、訪問看護開始のきっかけは何からだったのですか?―――

マネージャー(以下、マ)
「はじめは地域包括の担当の方からでした。
『不安を強く持たれる方で、色々なところに連絡してしまう方。3年以上前から目が見えづらい等の訴えがあり、受診はするもお身体に異常等は見えられないとのこと。
 介護施設に入居されていたが、とある事情でご家族様のところに住むことになった。
 ご家族様も仕事などされていることからデイサービスの利用もされるも続かなかったとのこと。
 精神の診断もあることから、訪問看護の導入はどうか』
となり、訪問開始になりました

訪問をすることで気づくこと

―――訪問開始時のご本人様の様子はどのような様子、症状だったのでしょうか―――

マ「訪問をはじめた際、ご本人様を見て感じたのは
『不安を強く持たれている』
といった印象でした。
 また、ご本人様のADLはしっかりされていましたので日常生活には問題が無いように見えました。
 しかし訪問し、お話を伺うことから、
『ご本人様がADLもしっかりされており、そのことから必要以上にご自身に対しもっとしっかりしたい、しなくてはという意識が強く働き、それが強い不安に繋がっているのではないか』
ということを感じ始めました」

―――ご自身のお身体が健康であることから、ご自身に対してもっと健康でいなくては、しっかりしなくてはと強く考えてしまっているということでしょうか―――

マ「自分が自分に対して厳しくなってしまい、そのことから自身「もっとしっかりしなくては」という不安に繋がっているように感じられました。
 ご自身でもこのような不安症状は気持ちから来ることは把握されているようでしたが、何か体調で気になるところがあるとその部分の不安にとりつかれてしまうようでした」

訪問時こころがけたこと

―――訪問時にこころがけていたことはありますか?―――

マ「ご本人様はお話しされることが好きでした。また、ご自身の体調不良、不安な部分に関してはご家族様には伝え辛かったようでした。ですのでご本人様には、
「(不安に思う体調不良や色々な事に対して)遠慮しないで教えてほしい」
とお伝えしました。
 体調に関してはバイタル測定で把握していること、お医者さんに行く必要があるときはこっちからもお伝えする旨を話しました。
 不安に思う気持ちに対して大丈夫だよという言葉で必要以上の不安を軽減できればと思いお話しさせていただきました。

 約8か月ほど経ちますが、落ち着かれており、周囲への電話も無くなっているそうです。
 またお食事、食べることがお好きなようで、訪問導入すぐのときはお弁当注文でお食事されていたのが、買い物、料理が出来るようになられました。
 不安から考えすぎて動けなくなってしまっていたようです。
 調子が悪い時もあり、訪問時、お顔の様子で分かるようになりました。
 不必要な不安についてはお話を伺います。気持ちを外に出すことで落ち着かれるようで、今も利用継続されています」

※その1
ご本人様に了承を得て掲載させていただいています
※その2
ご本人様に了承を得て掲載させていただいています

訪問看護ステーションあやめ印西の強みと今後

―――訪問看護ステーションあやめ印西の強みを教えてください―――

マ「事業所オープンの時から職員が変わっていないことだと思います。オープンからのゼロからのスタートをお互い経験していることからか、メンバー間の連携や、職員1人1人の思いがしっかりしているところだと思います。
 また各自責任をもって動いている点は自信をもって素晴らしいと言えるところだと思います」

―――あやめ印西の今後の目標などありますか?―――

マ「あやめ印西はおかげさまで訪問範囲を広く対応させていただいています。ですので、近隣に事業所を展開出来たらよりたくさんの方に訪問させていただけるのではないかと考えています。
支店を増やし、よりたくさんの方にサービス提供をしていきたい
それが目標です」

訪問看護ステーションあやめ印西(住所等)

〒270-1318
千葉県印西市小林1606-6 エスポワール101
電話:0476-80-8005
FAX:0476-80-8050