日本語教師の資格を取ったので、会社員と先生の二足の草鞋を履いてみる
外国籍の社員とうまくコミュニケーションがとれない!!!!!!
これ、結構悩んでいる人は多いのではないでしょうか。私も実際、日本語教師としての活動をすると同時に、外国人の同僚や部下とのコミュニケーションに悩む会社員です。
そんな悩める会社員である私が、実際に教えてみたことで見えてきた「コミュニケーションのストレスを少しだけ軽くする」コツは実はいろいろとあるのです。
「日本語教師」と聞くと、「外国人に日本語を教える先生」とだけイメージされると思いますが、実は、「外国人との関係に悩む日本人」にとっても助けになることがたくさんあるのではないか……と、私は考えています。
先生としてはまだまだひよっこもいいところな私。私がこれから試行錯誤しもがき苦しむ様子を記録していくことで、誰かの役に立つといいなぁ……と、ときどき文章にまとめていきたいと思います。
最初の自己紹介として……なんで日本語教師になったのか?
2022年に日本語教育能力検定試験に合格、2023年1月に420時間の養成講座を修了。2023年12月、ついに日本語教師として教え始めました。日本語学校等への所属はせず、個人で活動しています。
何故個人でやっているかというと、私が今働いている会社が副業禁止だから。そして、ちょうど社内に「日本語のコミュニケーションがうまくできない」と悩んでいる外国籍社員がたくさんいたからです。社内で同僚たちに無償で教えることで、副業には当たらないし、同僚たちには喜んでもらえ、親睦を深めることもでき、私は日本語教師としての知見を得られる!最高では??ということで、思い切って始めてみました。そのため、現在の働き方としては「フリーランス」よりも「個人ボランティア」の方が正しいです。
もともと大学では英語を専攻して、自分自身アメリカ留学も経験しているので、「外国語を学ぶ」という点では私も共感しながら教えられるかな?とか、そもそも「言語」というものがとてもとても好き、ということも「日本語を教えることを仕事にできたらいいな」と思ったきっかけです。
外国人雇用、日本人も悩んでいるし外国人も悩んでいる!
冒頭で「外国籍の社員とうまくコミュニケーションがとれないことに悩んでいる人は多いのでは」と書きました。実際私も毎日悩み続けています。
しかし当然ですが、外国籍の方々側も毎日悩んでいるようです。社内で日本語教師として活動し始めてまだ1か月ですが、外国籍社員から「日本語教師」と認識してもらえたことにより、以前よりも彼らの悩みを相談してもらいやすくなりました。
例えば、
・JLPT N1(日本語能力検定試験の最高レベル)を持っているけれどいざ話そうとすると自分の考えがまとまらない
・考えていることを言葉にまとめることができない
・ある人から注意された日本語を直して使っていたら別の人からまた別の注意をされてしまった
・話がわかりやすい日本人とわかりにくい日本人がいる
・ちょっと関西弁が交じった話し方をする人の話が聞き取りづらい
・自分としては最大限丁寧に対応しているつもりだったが、聞いたことのないビジネスマナーを理由に叱られてしまった、ビジネスマナーをどうやって勉強したらいいのかわからない
などなどなどなどなど……
お互いに悩みはつきないようです。
ごめんなさい、私も答えはわかりません!
正直なところ、日本人の悩み、外国人の悩み、どちらも私が今明確な解決方法を持っているわけではありません。
しかし、悩みというのは「困っている対象の本人」に面と向かってはなかなか言えないもの。(ちょっと理不尽なことを言う上司に「理不尽ですよ!」とは、よっぽどのことがないと言えないですよね)
そこで、双方のお悩みを聞いている私が「こうやって考えるとお互い楽になるのでは?」「こういう理由があってこうなっているんですよ」という情報をシェアすることで、お互いに譲歩しやすい環境を作れたら良いな~~というのが、これから書いていくnoteの目的です。
冒頭で、「コミュニケーションを円滑にするコツ」ではなく、「コミュニケーションのストレスを少しだけ軽くするコツ」と書いたのはそういうわけです。
もちろん、「こうやったらちょっとうまくいった」「こういう解決方法があります」ということがあればどんどん書いていきたいと思います。
もしお悩みを持っていらっしゃる方は、いただければ私も一緒に解決方法を考えたいと思いますのでぜひご連絡くださいね!
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