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夜勤は決して悪くないと思う

 こんなタイトルをつけておきながら、私は夜勤というものをほとんど行ったことがない。本当に一度だけ接客時代に経験をした程度のものである。それも朝5時には帰るような実質普段の1時間だけ遅く寝るぐらいのものだったので、全然苦にならなかった。

 先日私は深夜のエッセイ用に生活時間について書いたのだが、私はかなりの夜型人間だという自負がある。夜と言っても寝る時間が朝なので、完全な夜型なのかと言われると、一般的な夜型って多分深夜11時ぐらいに出勤して朝の8時ぐらいに帰る人を夜勤だと思う人も居るのではないだろうか?だが、私にしてみれば時給が深夜手当でアップする時間帯に活動をしている人は、その時点で夜勤だと思っていいと思っている。

 最近私はテレアポの仕事も行っているのだが、それが朝の10時スタートで朝の9時に起きる生活が続いていた。それが正直に言うと辛い。これに関しては先日のnoteで触れたので割愛する。

  音楽制作やライティングの仕事に関して言うと、私は帰宅後に行っているのだが、やはり働いた後の作業はどうしても集中力が無くなっている。それは正直甘えもあるので仕方がない事ではある一方、やはり朝起きるのがそもそも辛い体なので、どうしても昼に起きて夜中帰ってくる生活の方がしっくり来ている。事実接客時代は夜中に帰宅してもランニングをしたり音楽制作を行う事が出来ていた。ゴリ押しは確実に朝より昼スタートの方が出来ていた。

 こうして最近フリーランスとして働きつつ、生活時間帯の異なる動きを経験してきて思う事は、やはり働く時間というのは非常に重要な要素なんだなって思った事だ。

 世間では一般の人は朝から仕事をするものだというのが常識というか、そういう雰囲気が令和の今でも強いのではないだろうか?そして夜勤は負け組というか、あまりポジティブな世界で働いているイメージが少なくないだろうか?私としてはこれ、常識として疑った方がいいのでは?と考えている。確かに学校や行政サービス、イベントごとというのはどうしても日中働いている人を中心に回っているので、日中のサイクルに合わせられないと辛い場面があるのは事実だ。だから私には絶対子育ては難しいだろう。だが、体調面で考えていくと、確実に朝型が正義とは言えないのだ。

 よく日光を浴びず、22時~26時の間に活動している人は病気になりやすいとか言われているものの、最近ではその説は否定されつつある。というよりも、朝型、昼型、夜型とマルチタイプを含めれば4種類ぐらいのタイプが居る。

 ちなみによく言われる朝型の人というのは実際は昼型に属するもので、本当の朝型というのは朝の6時ぐらいが活発的に動けるタイプなので、起きる時間は夜中スレスレみたいな人の事を言う。もし午前中は滅茶苦茶元気だが午後はダメというタイプは結構な朝型かもしれない。

 今回結局何が言いたいのかというと、世間体よりも自分のライフスタイルに合う時間帯に活動するのが、結局ストレスも少ないし生産性も上がるし、健康面に関してもプラスに働く事は間違いない。何せ私は血圧が実をいうと最近150ぐらいまで上がっていたものの、また夜型生活に戻ったら113ぐらいまで下がっている。合わない生活時間に活動なんてするものではない。だからこそ、私は夜勤とまでは言わないが、昼から仕事をして夜中には仕事を終えるような形にするか、夕方から朝スレスレぐらいまで働いて寝るようなスタイルにしていくつもりである。

 思い返せば広告代理店時代はかなりブラックな環境にも関わらず、それなりに続いていたのは15時出勤で24時退社という完全夜型の働き方だったからだと思う。その後の朝型生活は本当に地獄だったので….

 ド深夜とまでは言わずとも、昼出勤や夕方出勤など、日中の仕事でなければ割と仕事はあるもので、無理して日中働かなくてもいいのではないだろうか?真夜中に働ける人は間違いなく夜勤をやった方が絶対に良い。何だかんだ時給制であれば25%も上がるし、やりたがる人も少ないので仕事も見つけやすいというメリットもある。

 視野の広げ方は職種だけじゃなく、自分の活動時間も見直してみることを勧めたい。

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