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自分の巣をつくるということ|マンション購入記 Vol.1

芙実です。
32歳の5月、マンションを買いました。

いつから「家が欲しい」と思っていたのかちゃんと覚えてないけど、少なくとも1年以上、家を探し続けた。

賃貸アパートの更新までは1年以上あるからとたかを括っていたら、なんと引き渡しは退去の2日前。引き渡し→引越し→退去を3日間で終える強行スケジュールで、5月末は目がまわりそうだった。

それでもなんとか「自分の巣」を手に入れた。

不動産購入のノウハウは他に詳しい人がたくさん書かれていると思うので、このnoteでは購入までの思考の流れ、迷い、決断のポイントにフォーカスして書いていこうと思います。家欲しいかも〜と思っている人のヒントになれば幸いです。



家が欲しい理由

最初に興味を持ったのは20代半ば。お金も効率よく稼いだり貯めたいなと思って何冊か本を読んでいた。貯金に入れるだけじゃ実質マイナスになっていくことや賃貸の家賃は他人のローンの肩代わりだと理解して、それは嫌だなあと思った。

それに、私には長年の夢があった。

犬と暮らす。
それをどうしても叶えたかった。

犬と暮らすなら広さも、散歩コースや動物病院など周辺環境も大事にしたい。
もちろん自分の住み心地も重要。私は実家でも部屋に篭ることが多く「自分の空間」にいるととてもリラックスできる。はじめて一人暮らしした時も、狭くても「自分だけの空間がある」ということがすごく嬉しかった。

稼いだお金をうまくつかいたい。
念願の犬との暮らしを叶えたい。
住み心地の良い家で快適に暮らしたい。

そんな感じで、まずは「家欲しいな〜」くらいのゆるやかさでスタートした。


マンション買うぞ!となるまで

家が欲しいと思いはじめたものの、当時はまだ20代前半。ほぼ最低賃金でボーナスも出ない会社にいたし、実家暮らしだった。

家は欲しいけどまだ現実的じゃないということで、転職で年収アップを目指しつつ、地道に貯金や資産形成をスタート。

粛々と貯金できるほど堅実でもなかったので(なにせオタクである)、目標である「犬との生活」にかかるお金を試算してみた。
犬が不自由なく動き回れて、散歩がしやすくて、都内で…と調べたマンションは、確か上野毛の2LDKで家賃12万円。
そうして、月12万の家賃を払える収入になるべく、仕事に全力投球した。

この時はまだ、家といっても賃貸で考えていた。
賃貸が他人のローンの肩代わりとは分かっていても、自分が大きな買い物をするイメージが全く湧かなかったのだ。

でも、とりあえずでも目標を立てたことで、結果的に知識も備えもできたからよかったと思う。

その後、2度の転職を経て28歳のとき(2019年)に一人暮らしをスタート。
転職先も実家から通えない距離ではなかったけれど、片道1時間半はなかなかに疲れる。食費なども含めた生活費のコントロールにも慣れておこうと思った。

理想の家に住む前のお試し感覚ということもあり、家賃をかなり抑えて練馬区の1K(6.5畳)、駅徒歩15分の物件を借りた。(独立洗面台だけは譲れなかった)
一人暮らしは早々に軌道に乗って、会社でも順調に昇給。

そこから、どこで「マンションを買う!」となったのか。
明確には思い出せないけど、2020年から通っていたキャリアスクール(SHElikes)の影響は強いと思う。

コーチングで内省する度に「心地よい家に住みたい」と強く感じたし、インフルエンサー・ジェレミーさんのイベントにも影響を受けた。SHE moneyではFP3級も取得した。本業に加えて副業もスタートしたことで、収入面もかなり余裕が出てきた。

お金や住宅の情報に触れれば触れるほど「あ、買った方がいいかも」と思うようになり、気づけば「家買うぞ!」といたる所で宣言していた。

コロナ禍で在宅作業が増え、デスクやソファを増やしたことで1Kの部屋では手狭に感じたのも大きいかもしれない。遡ったら、2021年9月からマンションレビューをチェックするようになっていた。

(その間、なぜか血迷って戸建てのペット特化物件のパンフレットを取り寄せるなどもした。夢が広がった。)


そして家探しへ

ここから、長い長い家探しの時間が始まる。
正直今も、大型犬と住める戸建て注文住宅への憧れも捨てきれていない。(注文住宅建てる人のインスタとか、永遠に見ちゃう)

でも一人では、都内で戸建てを買って維持することも、大型犬の面倒を終生見て幸せにすることも現実的ではない。

もしかしたらいつかその夢を叶える日がくるのかもしれないけど、いつかを待たずに、今の自分にベストな選択として、私はマンションを買った。


具体的な家探しの記録は、次のnoteで。
(実はもう書いてあるので、そう遠くないうちに!)


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