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9/25(土)18:30 FM軽井沢にてON AIR。「普段うまくいかないことが逆にうまくいったりして、挑戦し続けた3ヶ月間。もうすでに、また番組作りをやりたい!」中学生チームの放送です!

軽井沢キッズメディアラボチームです。
この度はFM軽井沢が主宰します「軽井沢キッズメディアラボ」にご興味を持ってくださりありがとうございます。このnoteでは、7月から番組制作を始めたCチーム「4S」の3ヶ月間の様子をお伝えしていきます。

住んでる年数が違う私たちが、「軽井沢町で大事にしたくて、自慢できるもの」

3つの中学校から成り、生まれも育ちも軽井沢町というメンバーもいれば、引っ越して1年も経たないメンバーも含めた4人で編成されたCチーム「4S(Four sunglasses)」。ラジオ番組をつくるというこの企画がなければ集まらなかった4人でもあります。

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「軽井沢町の有名なところって何?!」「食べ物がいいな〜」「というかこの番組、誰が聞くの?!」「ねぇ私のマイブームはレイクガーデンなんだよね。行ったことないんだけど(笑)」「最近僕が気になってるのは大谷翔平選手。」「別荘ありそうじゃない?!」「俺さ、軽井沢駅に着いた時、自然があってめっちゃきもちいいな〜って思ったんだよね」など話題があちらこちらへ。
バラバラにみえてもなぜか最後はまとまっていくこの4人。なんだかバラエティ色が強いメンツ。

暮らしてきた年月もそれぞれ違う4人が「軽井沢町で大事にしたくて、自慢できるもの」として導き出したキーワードから、番組のテーマは「軽井沢町の日帰りおすすめびっくり自然スポットめぐり〜」となりました。

「緊張しすぎたアポ取り」から4カ所への取材へ飛び出す

「え、うちらがアポ取りするんだ・・・」と正直に思ったであろう4人。「電話、めっちゃ苦手なのに〜」「俺は台本は作らないタイプなんで」などどスタイルも様々で、それぞれの思い描く軽井沢町の日帰りおすすめびっくり自然スポット先へアポ取りがスタート。

緊張して言葉が出てこなかったり、保留を押せなくてもぞもぞしたり、声が大きくなったり、小さくなったり。
これも彼ら彼女と社会との出会い方。挑戦をしようと集まったそれぞれの熱量が高まり始めたタイミングで 生放送番組にも出演 し、チーム全体の雰囲気が上がっていきました。

●「浅間山のハート型」絶景ポイントへ

ソラがこのテーマで一番最初に思い浮かんだ、「浅間山のハート型の凹み」。自分で調べ上げた絶景ポイントとして、「軽井沢ガーデンテラス」へ。

チームで初めて行った取材。うっかり取材先の方(軽井沢ガーデンテラス 水口さん)のお名前を聞きそびれるなどハプニングはあれど、やり切ったソラとケン。
「自分で決めた、自分が知りたいこと」という強い思いは、緊張しつつも言葉だけでなくその場の雰囲気から溢れ出るような時間になりました。

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あいにくこの日は雲が多く、浅間山の凹みのハート型を眺めることはできませんでしたが、まさかこの「ハート型」が、次からの取材に続いていくとは誰も予想もしなかったのです・・・。

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●通学路の「雲海」スポットはどこに?

ケンからは通学路から見える「雲海」をテーマにしたいという話に。運営チームから「旧軽の上の見晴らし台」「熊野皇太神社」の宮司に話を聞いてみては?という提案に乗り、日曜日の朝7時から早朝取材がスタートしました。

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多くのメディアからの取材を受け慣れている宮司の水澤さん。初めての取材で何を話すかを時々忘れかけてしまうケンでしたが、それでも初めてみる光景や新しい発見に目をキラキラさせるケン、それにハルマキにミサトをみて、水澤さんも楽しそうに応対してくださいました。

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そして驚くことに、熊野皇太神社にも「ハート型」のスポットが。神社にそびえる天然記念物シナノキの幹に、風雨や幹の成長過程で偶然にできたハート型の空洞ができていたのです。

取材中に「えーっ?!」と何度も見上げる3人なのでした。(実物は本当に可愛らしいハート型です。ぜひ訪れてみてくださいね。)

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取材も終盤に差しかかり、水澤さんがテンポよく繰り出すギャグの話にいい意味で?!乗り乗りになるケン。ついには、水澤さんも思わず大笑いしてしまうようなギャグをお返しして取材を締めくくってしまいました!

さすがバラエティ色の強いチームなだけあるなと私たち運営チームも大笑いしながら、なんだかやけに感心してしまいました。
放送の中でぜひ聴いてみてくださいね。

●気になる「タリアセン」の秘密ってなに?

ハルマキの自然スポットは、自宅からも近いという「タリアセン」。これまで行ったことがあったり、身近な存在だからこそあえて取材したいと申し込みました。

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丁寧で実直な口調で話を続けてくださる藤巻さん。人工湖、スケートの盛んだった時代、そして1年中過ごせる場所となっているタリアセンの歴史を紐解きながら、軽井沢町の人の流れや歴史を深く知る時間にもなりました。

それにしても段々と取材機材の扱い方が慣れてきている様子。質問の返しもイメージに近い形でしっかりやりとりできていたようです。

実はここタリアセンにも、ハート型のスポットがあったことを思い出したハルマキ。ここまで偶然にも続く”ハート型”がある取材先。最後の取材先ではどうなるのでしょう・・・?

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●最後にミサトの”マイブーム”、「軽井沢レイクガーデンへ」

「普段学校のプロジェクトでアポどりとかするのに、今回はそれがうまくいかなくって・・」とちょっぴり肩を落とすミサト。周りのメンバーは「・・そもそも普段ミサトはアポどりしてるの?」と驚く様子。

活動が進むにつれ、それぞれの経験値がうまく混ざり合っていく光景があちらこちらに現れてきました。

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実はレイクガーデン施設長の相京さんによる案内は一般的におこなっていらっしゃらないとのことで、とっても贅沢!なツアーも。
物腰柔らかく、そして植物を愛でる眼差してそれぞれのエリアの特徴を的確に説明してくださる時間となりました。

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そしてとうとう、ここレイクガーデンにも「ハート型」になっているカツラの葉を発見した4人。「これがまさにびっくりなポイントだよね!」という大興奮ぶりはぜひ放送の中で。

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収録まで会えない。緊急事態宣言下でも続けた活動の集大成

最後の収録を終えた瞬間、長野県に発出された緊急事態宣言。原稿作り、推敲、自身の担当するパートのトーク作り、リハーサルは全てオンラインでかなりの回数を重ねて行いました。

そんな中、突然ケンがおもむろにサングラスをかけながら画面越しにあらわらたことをきっかけに、「私サングラス3つ持ってる」「え、俺もあるよ」「私も流行りの透明なやつある〜えへへ」とみんながつけ始め、結果的にチーム名も「4S(Four sunglasses)」に。

なんともユーモアたっぷり。それぞれが無理せずとも自然な応答の中で楽しさが4倍になっていくような4人の関係性が本当に微笑ましく、逞しく思う時間でした。

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子どもから大人に移り変わっていく中学生時代。居心地のいい家から飛び出し、友だちや社会に興味が出てくる一方で、自分ってなんだろう。どんなことが得意なんだろう。どんな未来が待ってるんだろうと漠然とした不安におそわれることもきっとある時期なのだと思います。

そんな中で、ラジオを作ることがきっかけでこれまでの生活の中では出会わなかった同世代と集まり、自分たちで決めたテーマとトピックを追いかけていくうちに、自分の苦手なことが誰かの得意なことだったり、自分はすごく出来るんだ!という発見をしていく。

自分1人じゃ出来ないかもしれないけれど、まずは自分が何をやってみたいかを発露する勇気や、周りを信頼してその場を楽しもうとする心を持つ。そんなプロセスを見事にやってのけた4人。

この時代だから・・と言い訳をしているのは私たち大人だけで、渦中にいる彼ら彼女たちは、自分たちが出来ることに集中する大きな力を持ち得ているんだということに深く気づかされる時間でもありました。

3ヶ月間、4人の活動に並走してくださった親御さん、取材先、関わってくださった全ての方に心より感謝申し上げます。

2021年9月25日(土)18:30~ FM軽井沢にてON AIR

▶︎放送日時 2021年7月31日(土)18:30~
▶︎放送:FM軽井沢 (ホームページ「インターネットラジオ」をクリックするとどこからでも聴くことができます)

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最後までお読みくださりありがとうございます。
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文責:軽井沢キッズメディアラボチーム 藤岡

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