いつまで!?
今朝、とあるネットニュースを見た。
「期待のドラマ、視聴率大コケ!!」といった内容のニュース。
最近では、毎クール新たなドラマが始まるたびに「〇〇絶好調!」や今回みたいな
「〇〇大コケ!」みたいな見出しがネットニュースを席巻する。
いやいやいや!!
違う!違う!そうじゃな〜い〜!!!
いったい、いつまで視聴率にこだわるのだ!!
っと、今回のネットニュースに書かれていたのは「ナンバMG5」というドラマ。
私はこのドラマにどハマりしているために、贔屓目が入ってしまっているのかもしれない。
とはいえ、このドラマはめちゃくちゃ面白い!!
現に、今や地上波テレビの利用者を凌ぐ勢いのTVerでは、総合ランキングの上位に位置し、イイネは60万件にも上る。
このドラマ、何がそんなに面白いのか。
それは、ズバリ最近のドラマでは珍しい“バリッバリのヤンキーもの“なのだ。
それも、従来のヤンキーものとは一味違う。
家族全員がバリッバリのヤンキー一家に生まれた主人公が、普通の青春に憧れて、ヤンキー家族に内緒で普通の高校に進学する。
家の中では、すれ違う者皆に恐れられるバリッバリのヤンキー。
学校では、真面目で大人しい美術部員。
そんな、1人の高校生の2面生活を描いたドラマ。
そもそもだ。
高校生活を舞台にしたドラマなのだから、視聴者の大半は主人公と同世代の高校生か、その前後の中学生や大学生だろう。
(先日実家に帰ると、50歳目前の私の母親もどハマりしていた。。。)
つまりは、視聴者層の大半が若者だ。
ここで問わせていただこう!
若者が、22時に大人しくテレビの前に座っていると思うか??
ドラマの主人公より少しだけお兄さんの私が答えよう。
中学生も高校生も大学生も、そんなに暇じゃない!!
部活がある、塾がある、テスト勉強がある、バイトがある、、、
22時にテレビに齧り付いてられるほど若者は暇じゃない!!
むしろ、一番忙しい時間帯、若者における“ゴールデンタイム“と言えよう。
それで視聴率が低いと言われても、それはある意味当たり前の話である。
むしろ、若者がテレビを見る間もないほど忙しくしているという意味で、健全な証なのだ。
そんな人のために、TVerがあるんじゃいのか?
テレビ離れの渦中にいる若者に少しでも見てもらおうと、スマホで簡単にテレビ番組が見られるTVerがあるんじゃないのか?
だから!!
視聴率の高い低いだけが絶対的な評価ではないはずだ!!
ラジオも一緒だろう。
radikoがある。タイムフリーがある。YouTubeがある。
今や、リアルタイムだけで番組を評価する時代ではないはずだ。
そう言えば、最近、実家の押し入れから引っ張り出して読んでいる本、
“笑いの神“松本人志さんの著書「遺書」では、今から20年近く前から既に視聴率について書かれていた。
スマホもSNSもなかった20年前から既に現在を予言していたなんて、やはり“神“だ。
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