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「Egotistic」

 おとなりの国のMAMAMOOさんの曲です。南欧からの風薫るリズムやベースに、ひと聴き惚れしました。お歌からはハーモニーの心地よさと、言い放つような強さと1曲の中に相反する要素が存在するように聴こえてきます。
 しばらく拝聴して気付いたのですがこの曲は怒っている曲でした。歌詞に描かれている主人公は相手の自分勝手さにほとほと嫌気がさして、もう知らん!好きにしろ!と怒っているんです。日本の曲でこんな風に怒りを描いた曲ってあったっけ?と思い返してみたのですがパッと浮かばないんですよね……。不思議です。怒りについての表現、表現するか否かも含めて、おもしろいなあと思いますので今後色んな曲に触れる際に気にしてみることになりそうです。
 2020年にこの曲を含めたメドレーを歌っていらっしゃる動画Killing VoiceのMAMAMOOさんの巻もいいです。MAMAMOOさんはベースがやばい曲が多々あるようで(ほくほく)この動画だと「Mr. Ambiguous」や「Dingga」が特にかっこいいです。