「Still You」
SEVENTEENスングァンさんの「Still You」を繰り返し拝聴しています。ドラマの挿入歌だそうです。
色味が仄暗く、心がとどまりたいような、進みたいような、どちらともつかない切なさを感じるメロディやお歌の曲です。
SEVENTEENさんは楽曲だけでなくメンバーさんそれぞれのお歌そのものからイメージが湧くことがありました。スングァンさんのお歌からは心がたくさん揺らいでいるように聴こえて届いてくる印象を持っていました(※揺らぐとは感情のグラデーションが細やかなことかなと思います)。今回こちらの曲をじっくり拝聴して、湖にひとつ波が立ち、もうひとつ波がたち、ふたつの波が互いに影響し合うことで波がおさまり湖面が静かになっていくイメージも湧くこととなりました。いやあ。。。すごいです。。。
先日書きました、手嶌葵さんの「虹」では音楽となかよしするにあたり大切な欠片の存在を思い出させて頂きました。「Still You」では揺らぐ心を、揺らぐお歌で穏やかにして頂いた気がしています。今出会うことが出来てよかったなあと思う曲です。いつかまた心の中がどうにも曇って見えなくなるような時が来たら「Still You」も拝聴することになりそうです。
スングァンさん、ほんっとうに!素敵なお歌をどうもありがとうございました。
音楽の送り手の皆さんが「音楽をやっている」とサラリとおっしゃる時、それはただなさっているだけではなく、見えず触れられない音楽を信じ、愛し、表現の果てのなさに挑み続けていらっしゃるということだとこっそり思っています。そんな時の先に生まれる音楽を大切にしたいなあとやっぱり思うのです。あまり書くとずっしり重くなってきて、うちのおししさまにお叱りを受けそうなのでこれくらいにしておきます。