鉄拳TAG TOURNAMENT【PS2 全タイトルレビュー】#13
発売日: 2000年3月30日
ジャンル: 対戦型格闘ゲーム
発売機種: PlayStation 2
開発・発売元: ナムコ
概要
「鉄拳タッグトーナメント」は、ナムコの人気格闘ゲーム「鉄拳」シリーズのスピンオフ作品で、タッグバトルシステムを導入した初のゲームです。1999年にアーケード版として初登場し、その後PS2向けに移植されました。プレイヤーは2人のキャラクターを選び、自由に交代しながら戦うことができます。
特徴
タッグバトルシステム: プレイヤーは2人のキャラクターを選び、戦闘中に自由に交代できます。キャラクターがダメージを受けたら、控えているキャラに交代することで体力を回復させる戦術が必要です。
怒りシステム: 戦闘中に特定回数攻撃を受けると、控えているキャラが「怒り状態」になり、一定時間攻撃力がアップします。
豊富なモード: タッグバトルモードのほか、1対1の「1on1モード」、タイムアタック、サバイバルモード、さらには「鉄拳ボウル」と呼ばれるミニゲームも搭載されています。
キャラクター: 過去の「鉄拳」シリーズから約40名以上のキャラクターが登場し、新キャラクターとして「アンノウン」も追加されています。
良い点
グラフィックの向上: PS2の性能を活かした美麗なグラフィックが特徴で、キャラクターや背景の描写が大幅に向上しています。
多様なキャラクターと技: 多彩なキャラクターとその固有技が楽しめ、タッグバトルならではの連携技や戦略が求められます。
ミニゲーム「鉄拳ボウル」: 格闘ゲームとは異なるユニークなミニゲームがプレイヤーに新しい楽しみを提供します。
悪い点
読み込み時間の長さ: 特に特定のシーンで読み込み時間が長く、テンポが悪く感じることがあります。
一部操作の不便さ: アナログコントロールの欠如やカメラアングルの固定など、操作性に関する課題も指摘されています。
評価
「鉄拳タッグトーナメント」は、その革新的なタッグバトルシステムと高いグラフィック品質で高評価を受けています。特にシリーズファンにとっては、多くのキャラクターが再登場し、タッグならではの新たな戦略が楽しめる点が魅力です。一方で、読み込み時間や操作性の課題もあり、これらがゲームプレイの快適さに影響を与えることがあります。
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