三國志VII【PS2 全タイトルレビュー】#48

  • 発売日: 2000年8月31日

  • ジャンル: 歴史シミュレーション

  • 発売機種: PlayStation 2

  • 開発・発売元: コーエー

概要

「三國志VII」は、コーエーの歴史シミュレーションゲーム「三國志」シリーズの第七作目です。本作は、プレイヤーが武将として中国三国時代の歴史を体験することができるのが特徴です。シリーズ初となる全武将プレイが導入され、君主だけでなく一般武将や在野武将としてもプレイが可能です。

特徴

  • 全武将プレイ: プレイヤーは君主以外にも、太守や軍師、一般武将としてプレイすることができます。これにより、さまざまな視点から三国志の世界を楽しむことができます。

  • 育成システム: 武将の能力や特技を鍛錬する育成要素が充実しており、弱い武将でも鍛え上げることで最強の武将に成長させることが可能です​ 。

  • 戦略性: 内政や外交、戦闘において戦略的な判断が求められます。プレイヤーの選択によって歴史が大きく変わるため、リプレイ性が高いです​​。

良い点

  • 豊富な育成要素: 育成が楽しく、やり込み要素が豊富です。特技や能力を鍛え上げることで、弱い武将でも大きな戦力となります​。

  • 音楽の質: 音楽が高評価で、特にスタート画面の曲は「これぞ三國志」と感じさせるクオリティです。

  • 多様なプレイスタイル: 君主以外の役職でもプレイできるため、様々な視点からゲームを楽しむことができます​。

悪い点

  • 後半のバランス: 育成が進むと、どの武将も強くなりすぎてゲームバランスが崩れることがあります。特に後半は全武将が最強クラスになりがちです​。

  • 戦闘の見にくさ: 戦闘画面が見にくいという意見があり、誰がどこにいるのか分かりづらい場面もあります。

総評

「三國志VII」は、全武将プレイや育成要素など、新しい試みが多く取り入れられた作品です。音楽やキャラクターの再現度が高く、歴史ファンやシリーズファンには楽しめる内容となっていますが、バランス調整や視認性の問題が一部で指摘されています。全体としては高評価で、多くのプレイヤーに支持されています。

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