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花の絵と花の話

ちょいちょい描いてた花の絵にその花についてのちょっとした余談を添えながら

春の草花

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雪が溶けて地面が見えてくると春だなーという漢字がする。草が芽吹きいろいろな花が咲きます。
ふきのとうは花が咲く前にてんぷらにするとおいしい。水仙は食べてはいけない。何故か庭に埋めっぱなしの水仙がだいたい3月末~4月頃に咲き始めます。

にんにく

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なんで描いたのか記憶がないな……みじんぎりにして味噌と混ぜるとごはんがすすむおかずになります。

りんごの花と実

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青森では梅と桜がほぼ同時に咲き、やや遅れてリンゴの花が咲きます。葉っぱと花が同時に出るので緑と白のコントラストが美しいですね。


オオバンソウ・コバンソウ・「金のなる木」

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「金のなる木」として売られているのはベンケイソウ科フチベニベンケイの多肉植物、厚みのある緑色の葉っぱをつける植物です。

……が、それとは別に"金のなる木"と呼ばれていた"小判のような形のドライフラワー"が幼少期に母親の実家に飾られていて、それの正体を調べたときに描いたのがこの絵。「ルナリア」(ゴウダソウ・オオバンソウ)というアブラナ科の植物、赤紫色の四弁の花が終わると小判のような形のタネが入ったさやをつけます。これを乾燥させるといい感じの黄金色になるんですね。

それとは別にイネ科の草「コバンソウ」もあるらしい。

けしの花

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一緒に描かれている黒赤で無貌のやつは一旦さておいてな。
白くて葉っぱが茎を抱くようについていてけしぼうずがでかいけしは植えてはいけないけしです。ハカマオニゲシのように園芸品種っぽくて紛らわしい不正けしもあるのでややこしいな……

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/04/dl/h0427-1b.pdf

(リンク先PDF)

ドクダミ

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毎年初夏になると庭に大量に生えてくるのでどうにかして活用するか駆除するかしたい。花っぽい部分が苞(ほう)という葉っぱの変化したもので、真ん中の黄色いフサフサが花というか蕊です。

アメリカオニアザミ

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外来種のアザミです。萼の部分がトゲトゲで葉っぱの先にもトゲトゲがあって花が終わると綿毛を作ってちょうど今頃の時期にポワポワと飛んでいくあれです。
試しにこれをドライフラワーにしようとしたらトゲが想像以上に固くなったので危険物として処理するはめになった。天然のマキビシ・鉄条網として一定の効果が得られるかもしれない。

リコリスとカンゾウ

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数年前に撮影した写真をトレース&色をスポイトしたリコリスの仲間と思われる植物です。色的にダイヤモンドリリーかナツズイセンのどっちかだと思う。
リコリスといえばタイヤグミやルートビアなど「リコリス味」の食品がありますが、ここでいうリコリスはスペインカンゾウという甘草の仲間でまったく別の植物らしいです。カンゾウはマメ科なので葉っぱも花もそれっぽい形をしている。

ハイビスカス

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南国の花のイメージが強く実際日本国内では沖縄以外だと地植えができない(はず)ハイビスカス。とはいえ鉢植えであれば青森でも普通に花が咲きます。流石に冬越しは厳しいので冬になると枯れた。

アザミとベニバナ

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これはBOOTHで売ってるマスキングテープ(アザミ)(ベニバナ)のもとの絵です。Illustratorで描いています。特徴を残しながらシンプルにデフォルメしながらアンカーポイント数を削る。

マスキングテープについては先日手元に現物が届いたんですが、質感がなかなかいい感じでしたという日記が別口であります。

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手書きで「おさいせんばこ」と書かれた箱が置いてある。投入されたサポートはガソリン代になり、動画の素材になります。