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さまざまな あお

~どちらかといえば さまざまな あい~

前回に引き続き、色の調べ物のメモ帳です。

調べるほどに昔は天然の青色が貴重品だったことがよくわかり、科学的に合成された顔料の登場が画家のインスピレーションをバチバチに刺激したことは想像に難くないですね。

おことわり

JIS慣用色名は「マンセル値」(色相・明度・彩度)で定義が置かれているため、RGB・CMYKでの表記は参考値ということになります。閲覧環境によっても色の見え方が左右されることを念頭に置いてください

今回のカラーコードの引用元はこちらです。サイトによって微妙に数値が違っていたり、群青色とウルトラマリンブルーの16進数カラーコードが一緒だったり違ったりする

色見本と配色サイト - color-sample.com

https://www.color-sample.com/

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#384D98  群青色 / Ultramarine Blue
"海を超えて"やってきた、ラピスラズリの色。
成分的にはアルミニウムとナトリウムのケイ酸塩に硫化物イオンや硫酸イオンが混じったものだそうです

#00519A  瑠璃色
瑠璃=ラピスラズリの色。瑠璃色・ウルトラマリン・ラピスラズリ(色名)が微妙に違う色を指すのでややこしいね

#2B4B65  藍色
アイ(タデアイ)の葉っぱに含まれるインディゴの色。これもやはり人工的に合成できるようになる前は貴重な色だった
#353573  紺藍
#223546  濃藍
藍染めは何度も繰り返し染料に漬けることでさまざまな色合いを生み出します。薄い水色の「浅葱色」「縹色」からどんどん濃くなって「濃藍」「紺色」となります。趣深いですね。

#304285  Oriental Blue
中国の陶磁器、呉須の色。主成分は酸化コバルト。

#343D55  Navy Blue
イギリス海軍(ネイビー/Navy)の制服が濃紺だったことに由来します。ウェブカラーでは#000080が「Navy」として定義されていますね。

#0062A0  Cobalt Blue
コバルト青。無機顔料。科学的に安定した組成らしい

#252A35  Midnight Blue
黒に近い濃紺、真夜中の色。概念的な色名ですが、「中国明代の磁器からとられた「ミンブルー」に由来するという説もある。 」らしいです?

余談

参考リンクや題字のフォントも前回の使い回……前回と同じなのでここに余談を入れる

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<span style="color: Navy">■</span>これはウェブカラーとして定義されている<span style="color: Navy">「Navy」</span>。

・ずっとパソコンで絵を描いていたのでこちらのNavyのほうが馴染みが深い。

・私の「色の好み」にも波があるんですが、ずっと深い青紫/紺色が好きなんですよね。
調べてみると概ね「落ち着き、伝統/保守性、信頼性」などのイメージに結びつく色とのことなのでそれもあると思うんですが、実際のところどうして好きになったのかが思い出せない……あと濃紺と臙脂色の組み合わせも好き。

・これは私の一人サークルロゴ。

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去年の今頃作った。メインカラーは#000040(R0 G0 B64)です。

手書きで「おさいせんばこ」と書かれた箱が置いてある。投入されたサポートはガソリン代になり、動画の素材になります。