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月の平均契約件数が4件だったダメ営業マンが月平均36件になった話

どうも、パンダです。今回は3年程前に出会ったダメ営業が僅かな時間で一流の営業マンになった話を記事にしたいと思います。

私が当時勤めていた会社は新人が入社すると、まず研修生として先輩と現場にでます。そして、月の契約件数が10件を超えると研修生から社員になれます。役職と言う程のものでもありませんが、10件取るとランクが上がるシステムでした。

そして、ほとんどの研修生が入社したその月に10件をクリアし、社員になれます。

と言うか、初月10件を切る研修生は見た事がありませんでした。

そう…彼女に出会うまでは…

彼女は2ヶ月目の契約件数が4件

2ヶ月目でも研修生でした。

社内ロープレの時よく泣いていたのを思い出します。

その研修生の女の子は、見た目は地味な方で声も余り大きく無く、決して人付き合いが上手い人ではありませんでした。

本人曰く、「研修生の頃はお客様の前で商品の説明をするのが精一杯でコミュニケーションを取る事がとにかく難しかった」と仰っていました。

「何とか彼女を社員にしてやってくれ」と当時の上司に言われ、彼女の教育係になる事になり、その日から私と営業活動を共にする事になりました。

会社全体の平均契約件数は月18件だったので、とにかく18件を2人で目指しました。

私が彼女の営業に同行する様になり、彼女の何がいけないのかは初日に分かりました。

彼女はお客様の事を一切考えず、自分の伝えたい事を淡々とほぼ無表情で伝えていました。

新人営業マンあるあるではあるかもしれませんが、その時の彼女は全く契約が取れない為、誰よりも自信が無く、誰よりも契約して欲しいと言う感情を伝えていました。相手の事を何も考えずに…

契約などしてもらえる筈ありません…

むしろ月4件もよく契約が取れたなと感心するほどでした。

そんな彼女にまず私がした事は、彼女の営業に対する考え方を変えました。

「営業とは商品を売る事が仕事ではない。お客様のお困り事を解決し、喜んで頂く仕事だ」

「その為にはお客様のお話を聞く術を身に付けよう!」

それから私の過去の記事にも書いている方法で聞く力を身に付け貰いました。(聞く力を身に付けたい方はこちらから)

流石に1日、2日で結果は出ませんでしたが私の営業姿などを見て頂き、その都度実践する。

とにかくお客様の話を徹底的に聞いて、お客様を満たし、お客様に好きになってもらえる営業マンに育てました。

その成果も有り、翌月(入社3カ月目)の契約件数は何とか12件の獲得、研修生から社員にランクアップ出来ました。

どうすれば契約が取れるかを理解した彼女は更に営業マンとしてのスキルを磨き、社員なってから更に3カ月後、月の契約件数が30件を超える営業マンになりました。

会社全体の月平均が約18件の会社でこの結果は凄いですね^ ^

私の営業スタイルは誰にでも真似出来るし、営業マンで無い方でも私生活で使える技術なので、この記事を読んで頂いてる人も是非試してみてください。

ありがとうございました。








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