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人の心を動かす

料理の写真をnoteに上げるときに

加工をしない

というのが

わたしの中のルールだった。


正確に書くと

明るさの軽い調整くらいに

とどめておこうと。


それは

読み手を騙さないための

マナーというか

嘘の情報で注目を集めることは

良くないこと、という思いからだった。



そんなわたしだったが

考え方を改める

出来事が。



いや、そんな大それた

「出来事」

ではないのだけれど(笑)



ここ最近

Xでトレーニングや食事の記録

毎日つけている。


そこで

何人かフォローし合う

筋トレ界隈の繋がりができたのだけれど


わたしが上げる料理に対して

いいねがついたり

「美味しそう」とリプをくれたり

それがとても嬉しい。


Xはnoteと違い

長い文章を書くことはなく

写真の見栄えだけ

情報を伝える必要があるので

ゴリッゴリに加工している。


・・・


あれ?

前までの

「無加工こそ正義」

と思ってた自分

どこ行った?笑


✏️__________


「わたしも作ってみました」

「とても美味しかったです!」


ゴリゴリに加工した

映えだけを意識した手料理を見て

名前も顔も知らない仲間たちが

報告のリプをくれた。


わたしはニヤリとはにかみながら

それまでの持論を捨て去った



優れた情報でも

人の心を動かさないと意味がない

ということに改めて気づいた。


レシピも載せず

良さも書かず


iPhoneのデフォルトアプリで

彩度や色調を変えただけの写真が

受け手の行動を変えた


✏️__________


「写真詐欺じゃん」


マッチングアプリでの過度な写真加工は

実に罪深い。


惹きつけた情報の先に

中身が伴わない

クレームになる。


そこのバランスを間違えると

詐欺になる。



「最近、すごい人気だよね」

と言われた物事が

気づけば消えていくのも

同じような現象に思う。


中身は大事。


でも

中身を気にしすぎて

見せ方に躊躇するのは

余りにも自信がない態度ではないか。


また

中身さえあれば

見せ方なんて関係ない

というスタンスも極論すぎるから


経験を重ねて

ケースごとの塩梅を知ることに尽きるのだろう。


✏️___________


話がだいぶ飛躍してしまったが

「魅せ方」

って大事だよね。



うん、、、

もうちょっと深く考えると

最近は特に見栄えが大事になっているように思う。


多くのデジタルネイティブたちは

情報を精査する力を持っているから

行動のきっかけさえデザインすれば

それで十分というか


リテラシーの高くない人は

誇大広告に騙されたりしてしまうけれど

リテラシーの高い人からすれば

懇切丁寧な情報って要らないように感じる。


・・・

そんなことを考える

良い機会になったのでした。


おしまい。


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