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ラジオと就活 〜意外な共通点と4つのコツ〜

前回の放送のfuturescapeにてラジオ投稿とはと考える節があった。

何でかは忘れたけど(笑)、何となく私が思っていることを書き留めておこうと思う。

そもそも、読まれる保証も何もないのに、毎週のように投稿するのにもきっかけがあった。

それは、『就職活動』だ。
元々文章を書くのが好きだったのと、高校時代に初めてメッセージを採用されて以来ちょくちょくメッセージを投稿していたのが相まって、暇さえあれば投稿をするようになった。

初めはやっぱり採用はされなかった。
『これだ!』と思ったメッセージも悉く不採用。
勿論番組との相性もあるだろうと思うが、立ち返って聴いてみると常連リスナーさんや採用メッセージというのは、『とてもシンプル』なことに気がついたのだ。

『なんだ、そんなことか』と思うかもしれないが、この『シンプルさ』こそが大事なんだと気がついた。

『これだ!』というエピソード程、あれやこれやと情報量が多くなり、本質的な面白さに辿り着くまでには既にお腹いっぱいな状態に…。

話の贅肉を削ぎ落としてあげてこそ、エピソードが光るし、そこから話を展開することも期待できる。

また、番組宛のメッセージなんてのは何十通、何百通とくるのだ。その中から採用していただけるなんてのは至難の業とも思える。
ではどうするか?これも至ってシンプルで、
『見る側、読む側の立場になってみればいい』である。

多くのメッセージを目の当たりにした時、
『私ならどう思うか?』を考えてみた。
まず、上記の通りに文章が長いのは、後に回すと思う。常連リスナーや文章のサワリが面白ければ別だが、本当に時間がなかったり、追われていたら、タイトルで判断すると思った。

そこでメッセージのタイトルを以下のようにしてみた。

『メールテーマ 〜サブタイトル〜』

サブタイトルはキャッチコピーや四字熟語、
目を引くような言葉を選んでみた。
忙しいスタッフや瞬時にどれにするかと原稿を目の前にしたDJの方の立場を考えた時、目に止まる物の方が採用されるのではないかという狙いである。
大方、これをするだけでも採用率が少しばかり上がったような気がした。


それとラジオネームだが、メールの冒頭部分に必ずラジオネームを入れるようにした。
DJの話を聴いていれば分かるものだが、
ほぼほぼ『ラジオネーム→文章』という流れで読むのである。

それなのにも関わらず、メールの構成が『メッセージ→ラジオネーム、住所等』の順番だと、一度目線を一番下に落として、またメッセージ冒頭まで目線を上げてという『無駄なストローク』が生まれてしまうのだ。

『なんだ、そんなこと〜』と思うかもしれないが、逆の立場だったら『ラジオネーム→メッセージ』とストンと読める方が心地よいと思ったのだ。

それと、細かいところではあるが一番下に住所や氏名等の個人情報はコピペしておくと良い。
私はスマホの『個人辞書機能』を使って、すぐに打ち込めるように設定しているが、これはとても便利。

そして、住所は必ず郵便番号を忘れないこと。
これも同じで、いざ採用してステッカー等を送るにも郵便番号がないと調べるのが厄介なのである。
手紙や荷物を郵送する立場になれば分かることだが、調べるというワンクッション置くことで効率も下がるし、もし同じような条件下でどちらかにとなればら書いてある人を採用するということにもなると思う。


まとめてみるとこんな感じ。

①伝えたい内容はシンプルに
②自分なりタイトルをつけてみる
③ラジオネームは冒頭に
④個人情報はコピペ機能を活用
 郵便番号は忘れずに!

このたった四つを考えるだけでも、採用率は格段に上がった。※あくまで私個人の感想

そして言わずもがな、この経験がフルに生きたのが、『就活』だった。
履歴書や自己PR書は、通過が難しいとされる企業も含め、ほぼ通過することができた。
少し特殊な?対策方法かもしれないが、ラジオ投稿というのは受験時の小論文や就活時の履歴書等の作成に役立てると思う。

自分の考えや経験を主観的になりすぎず、客観的に捉え、そのバランスを考えながら構成をするというのはとても大切かなと思った。

そして、社会人になった今でもその経験というのは生きており、投稿の内容を考えていると、何気なく過ごしている普段の生活というのは、『実は発見の連続である』と気がつくことができ、自分の考えを整理する機会にもなるので、これからも続けていきたいなと思う。

番組での一節でここまで書けてしまうのもまた、ラジオの良さなのかなと感じた。

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