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#137_ブラックベリーの復活

先日の日経にも載っていましたが、あのブラックベリーが、アメリカのスタートアップ企業であるOnwardMobility社の下で復活するようです。

「ブラックベリー」といえば、昔はほんとうに人気がありました。当時、アメリカに研修に行った先輩に、向こうではみんな使ってるよ、研修中もそれをいじってメール見てる、と聞いて以来、気になる存在でした。

ブラックベリーの特徴はなんといっても、物理キーボード(physical keyboard)が付いているところでしょう。私もいじったことがありますが、好き好きかもしれませんが、メールを打つにはとてもしっくりきます。モノは違うし機能も違いますが、たとえていうなら、ThinkPadの赤いトラックポイントに通じるものがあるような。

そんなブラックベリーも、iPhoneなどに取って代わられ、ライセンスを受けて端末を製造していた中国家電大手のTCL集団も、2020年8月で切れるライセンスを更新せず、いよいよ終了か、という状況下での以下のニュース。

AUGUST 19, 2020 OnwardMobility today announced agreements with BlackBerry (NYSE: BB; TSX:BB) and FIH Mobile Limited (HKG: 2038), a subsidiary of Foxconn Technology Group, to deliver a new 5G BlackBerry Android smartphone with physical keyboard, in the first half of 2021 in North America and Europe. Under the terms of the agreement, BlackBerry grants OnwardMobility the right to develop, engineer, and bring to market a BlackBerry 5G mobile device. Working closely with OnwardMobility, BlackBerry and FIH Mobile will ensure world-class design and manufacturing of these devices.

5G対応のアンドロイドOSのスマホとして復活するようですが、残念ながら当面は北米とヨーロッパだけのようですね。

私としては、とにかくビジネス用途に特化してほしいと思っています。余計なアプリは使わない(というか、そういうものは私物の方で使う)ので。だから、スクリーンも小さかったり縦長でなくてもOK。クリアな音声通話とメール、あとはできるならノンストレスなWeb会議さえできれば十分。そのうえで、それに見合った端末料金と通信料プランを提示できれば、需要は相当あると思うのですが。

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