好きな初音ミクの曲
こんにちは、飛び亀です。
今回はみなさんご存知、初音ミクの曲について、思い出とともに書き連ねていきます。動画いっぱい貼ったら重いのかな、やっぱり。
ちょうど今日までニコニコでボカロの祭典をやってたり、音ゲーの大会があったりするみたいな、ちょうどよいタイミングです。
ちなみに「ボカロ曲」じゃなくて「初音ミクの曲」なのは、初音ミク以外のボカロ曲を大して知らないからです。というか、初音ミクの曲もあんまりたくさん知りません。
つまり超にわかおじさんが、にわかに思い出を語る記事です。
電子の歌姫・黎明期
2007年8月31日に発売されたVOCALOID2初音ミクは、瞬く間にニコニコ動画を中心として爆発的なブームを巻き起こしました。リン・レンをはじめとした他のボカロも含め、数多くの楽曲、歌ってみた、踊ってみた、PV作りが競うように増えていきました。
当時、僕はまだ大学1年。東方界隈を知るよりも前の話です。
ニコニコは当時からよく見ていましたので、やや遅いながらも9月末から10月前半には初音ミクを視聴していたと思います。
世間一般では「メルト」「桜ノ雨」……いや、間を空けて「千本桜」あたりから広く認知され始めた初音ミク、そしてボカロですが、2007年9,10月はそのメルト発表よりも前。
「Ievan Polkka」や「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」あたりが、まさに初音ミクの人気に火をつけ始めた頃です。
そんな中で、僕が一時期ドハマリしていたのがこちら。
「ハジメテノオト」です。
この時期の「初音ミクそのもの」について歌っている数多くの楽曲の中で、爽やかでストレートでメロディアスで、とても好きでした。
10月半ばの投稿。僕はここから初音ミクをちゃんと聴くようになったと言っても過言ではありません。
今聴くと荒削り感のある曲かもしれませんが、それでも色褪せないなぁと思います。
ちなみに当時も聞いていたとは思いますが、今は「恋スルVOC@LOID」も好き。OSTERさんの楽曲です。そしてOSTERさんと言えば、こちら。
「ミラクルペイント」、最初は弟にすごいの上がってるぞと報告を受けた覚えがあります。2007年11月投稿。
はぇー、すっごい。
初音ミクってこんな歌も歌えるんだと思ったものです。発売から2ヶ月以上、この時期ともなると今の楽曲とも遜色ないと思います。レジェンドですね。
この数週間後に「メルト」が上がって一気に流行ったときは、おいおいもっと前から素晴らしい曲はあるぞと思ったものですが。今では全部まとめて黎明期の曲ですね。懐かしいものです。
さて、黎明期のまとめとして是非ともオススメしたい動画があります。
「組曲『初メテノ音』」。文字通り、まとめ動画です。
初音ミク登場から10ヶ月ほどの作品の中から選ばれしメドレー。
僕は結局、ここに出てきた曲をおおよそ好きになり、電車の中でも聴き、カラオケでも歌うようになったのでした。ここからさらに名曲を選び出すのも大変なのですが……
かの有名な「初音ミクの消失」、それに「えれくとりっく・えんじぇぅ」「サイハテ」、最初期の名曲「あなたの歌姫」もあります。(「あなたの歌姫」はDIVA音源版が更にきれいですね)
しかし今回は、多感な大学時代(いつまで多感なんだ)に響いたバラード3曲をご紹介します。
「celluloid」
「片想イVOC@LOID」
「歌に形はないけれど」
当時は恥ずかしながら僕にとって片思いの意味を改めて知るような出来事がありましたが、どれも僕の心を救ってくれたような、元気づけてくれたような曲です。基本的にバラード好き。
初代DIVAで遊んだ頃
時は流れ、初音ミク発売から2周年を迎えようという時期に満を持して登場したのが、ミクたちクリプトンボカロの音ゲー「Project DIVA」でした。DIVAは歌姫という意味らしいです。
正直、初音ミク1周年以降も前述のメドレー関連の曲を聞き続けていた僕は、新しい曲を探すことをあまりしなくなっていました。こういうところが超にわかの所以です。
でも「ワールドイズマイン」はメルトよりも聞いてた。今調べたら、これ1周年どころか組曲より前の曲なのね。なんか幼女が歌ってる動画をすごい覚えてる。150万再生で笑う。これのせいでもっと後の曲のイメージがあるんだな。
話戻って。
あまり音ゲーをやってきた人種ではなかったですが、初代DIVAは一時期PSPでずいぶん遊んでいました。メルトもワールドイズマインも、未だに音ゲーでラスボスを演じ続けている消失もよく叩いたものです。ハトは動画消えちゃってるのもったいないね。
しかし、DIVAを遊んでいて気付いてしまったのは、やはりOSTERさん楽曲の良さでした。特に紹介したいのは、あんまり目立っていない?こちら。
「雨のちSweet*Drops」。
明るく楽しげなメロディ、そして幸せの本質を捉えたような歌詞。必見です。心理学的な観点から見ても、まさにこれこれ、という感じ。
You're lookin' at this world, but the way is too simple to live with a light heart.
(1番サビ)
I'm lookin' at this world, and the way is so happy that 笑顔溢れ出す
(2番サビ)
世界があるんじゃない 僕たちが創り出していくんだ
(ラスサビ)
あなたは、明るい気持ちでいるにはちょっと単純過ぎる見方で世界を見ているよね。私は、笑顔が溢れ出すほど幸せな見方で世界を見ているよ。いいかい、世界は僕たちの見方次第でどんな風にも創れるんだ。
ものの見方を変える魔法をかけてあげるよ、という素敵な歌です。全然ミリオン行っていい曲だと思うので、オススメします。英語も中学高校レベルのド定番構文で勉強になりますね!
ところがその後、東方界隈にハマっていたり就職したりしていた僕は、時折ここまでの曲を聴くくらいで、いよいよ新しいボカロ曲には全く触れなくなりました。なにかの機会に曲名だけ見かけることはあったかもしれませんが、聞きに行きはしなくなりました。
DIVAシリーズやProject miraiなんかも興味こそありましたが、結局購入もプレイもせず……
そして2020年・プロセカ
10年という長い時間が経った今、なぜこの記事を書くに至っているかと言えば、スマホゲーとしてプロジェクトセカイを遊んでいるからなのでした。
ソシャゲの宣伝をする気はないのですが、ボカロの音ゲーに返り咲いた僕は現在難易度hard民を卒業してEXチャレンジの身です。
初代DIVAを遊んでいた当時と同じく、ゲームを通してボカロ曲を(今になって)たくさん知ることができています。特に初代DIVAはほぼミク曲に限られていたと思うので、リンレンやルカ、MEIKOさんやKAITOさんの歌も聞けるのは新しい経験です。
プロセカを遊んでいて、新しく好きになった曲も多くあります。「ツギハギスタッカート」とか「ダンスロボットダンス」とか。全く新しくはないけれど。
プロセカは、さすがに書き下ろし曲もいいですね。ゲーム内ユニットのテーマ曲がどれも素敵。でも今回は、ゲームそのもののテーマ曲?2つを載せておきます。
「セカイ」
「ワーワーワールド」
「セカイ」の方は既に非常に良い曲なのですが、ゲーム内の主人公たちとミクのカルテットも趣が違ってまた素晴らしいです。
「ワーワーワールド」はミクとリンが喋っていますね。恐ろしい調教技術です。もう人です。もちろんこれも、ゲームキャラ版もまた素敵です。
そんなわけで初音ミクをはじめとしたボカロ曲というのは、好き嫌いはあるでしょうけど、ずいぶん世間に認知されている時代になりました。
もちろんプロセカのゲーム内世界観ほど浸透し、認められているものではないかもしれません。けれども、この界隈も一時の流行に留まるものではなくなりました。
黎明期に聴いていた身としては、これからも好きな曲を探していきたいなと思います。
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