みんな他人に振り向いて貰うのに必死で、私のことなんて誰も見てないんだよ【エッセイ】

流行り病で寝込んでから、ネット活動を9割くらい遮断した。

今このnoteもスマホで入力してる、それくらいにはPC断ちした。

それでしばらくSNSを客観的に見てみると、恐ろしいくらい「私って別にこの世界に必要なくない?
って感じる。

病んでるみたいなこと言ってるけど、事実病んでるのは間違いない、今も咳でゴホゴホ言ってるし。


病気で寝込む少し前くらいから今までは

「おのれの欲せざることを、人に施すことなかれ」

の精神で動いていた。
でも、相手から危害が加えられたら防衛的に攻撃していた。

たまにwikiおじさんやアV事件のような賞賛されることはあるけど、残るのは空虚さと自分も何処かで何か言われているんだろうなという怖さ。

それで他人の目を気にしていると、知り合いの配信でコメントも出来ないし、
SNSでリプライを送ると自分が嫌いな人に目が留まって嫌な気分になるかもしれない

ってがんじがらめになって、何も出来なくなった。


かつてよく見ていた知り合いの配信者さんがいた。

その人はチャンネルが成長して、同接も10倍くらいになって賑わっていた。

繁盛する前は私もよくコメントをしていたんだけど、ある時から居着いたリスナーが常連ぶっていたり自治厨をはじめて悪目立ちしていた。

その頃から私以外の元常連もコメントを控え始めた気がする。

ある時、その配信でとあるレトロゲームの攻略の話題が飛んでいて、
新常連たちが曖昧な情報を飛ばしあっていて配信者さんも何が正解か分からなくて困惑してるって状況になっていた。

流石に見かねた私が、ひと言攻略情報をコメントした。

それで有識者ありがとーって感じになってやっと話題が進展しそうになった、そんな時に新常連が

「あの、コメントに優劣付けるのやめてもらっていいですか?」

場が凍りつくって言うのはこういうことなんだなって。

後で分かったけど、この優劣を言った人は誰がコメントしたとかたぶん見てなくて、
たくさんコメントしても配信者に振り向いてもらえなかったのに、

ROMってた私がひと言コメントしただけで配信者さんに信頼されて情報を拾われたことに嫉妬していたんだっていう。

そりゃさどこの馬の骨か分からないイチリスナーと、
何年も配信へ遊びに行っていて実際にゲーム配信やってどれくらいの実力か分かってる人のコメント、どっちを取るよ?

そんなことも分からないのに、配信者へ色気出すなよって。



その新常連にはこの後も明確に敵意を向けられて、このリスナーがいる配信ではコメントするのを辞めた。

目障りだったから先行ブロックもした。

よくよく思い返したら、そいつ私の配信に来てたんだよね。

それでお目当てのゲームをやらなくなったら来なくなった。その程度の付き合い

そうして半年くらいしたら、私が妻と一緒にゲームを遊ぶ配信をやっていた時にそのリスナーが戻ってきてコメントしていたらしい。

なんで”らしい”なのかというと、先行ブロックしていたから私の配信に反映されてないから。

それでそいつ、コメントが反映されてないことをわざわざ妻のSNSに伝えてきた。

「SNSでお前のことブロックしてないんだから、直接言って来いよ!!」


よくリスナーは身勝手って言うけど長年に渡って数人にここまで悩まされるの、ホントにアホらしい。

こっちはやられたことを一つ一つ覚えていて悩んでるのに、相手は刹那の快楽に生きてる。

勝つとか負けるの話じゃないけど、勝てるわけがない。身がすり減ってしまう。


散々自分が抑えていても、訳のわからないやつはのうのと生きていて、今も承認欲求マシーンとしてネットを跋扈している。

じゃあ私も抑える必要ないや。

「己の施するところを人に施せ」

で動こう。節度は守りつつ、今まで沈黙していた時を取り戻そう。

無言は他人の応援にならない

自分自身、私が黙っていて他人から応援されるわけないんだよね。

あの新常連も、私があの配信で今まで通りにコメントしていたらきっと
「いつもみる人だなぁ」くらいには認知して、たぶんあんなことにはならなかったかもしれない。

いや、変わらないかもしれないけど……

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