見出し画像

心がぐるぐるする一日。(7/11追記)

初めての島田歌穂さんのコンサート。プレミアムシートのチケットが取れて、心待ちにしていましたが、空港へ向かう車の中で安倍元首相の件を知り、背筋が凍りました。今もやるせない気持ちの中、今日のコンサートで救われる思いでいます。まだ、眠れないので、思い出したことをつらつらと。

終演後、配布されたセットリスト

まずは、セットリストをもらえたことに感激。コロナ禍となり、例えば会場でお手紙やプレゼントを預かってもらえなかったり、セットリストの貼り出しもなかったりしていましたが、今日のコンサートではどれもありました。セットリストが手元にあると、振り返ることができて本当に嬉しいです。

実に盛りだくさんなコンサートでした。オシャレでカッコよくて、パワフルでやさしい、そして何て為になるコンサート!ミュージカル映画の歴史と、それぞれの時代で魅力を放った作品たちの変遷を知ることができました。また、教え子の皆さんも素敵でした。ドレミの歌のコーナーは、以前TVの舞台中継で観た『ダウンタウンフォーリーズ』を思い出すような楽しさで、他のバージョンも観たくなる内容でした。「レは、レミゼラブルのレ!」でまさか、歌穂さんジャベールが現れるとは!

そして、ゲストの海宝直人さん。♪AWNWは、キラキラとロマンチックなお二人、そして、♪Moving Too Fastでは小気味良く、さらに♪Last Nightでは、海宝さんクリスの力強い逞しい歌声と歌穂さんキムの儚げで芯のある歌声が素晴らしかったです。お二人が声を合わせると、ホール全体が鳴るというか、分厚いハーモニーにしびれました!!

歌穂さん、タップもお話も本当に素敵でした。さらに、2幕で海宝さんを呼ぶときに、思いっきり下手に向かって声をかけたところ、海宝さんは上手から登場して、お二人とも素で笑い合っていたのも、チャーミングだったな。(海宝さん、コントみたいになっちゃいましたね、と)海宝さんが、歌穂さんの歌声を音符が喜んでいるよう(踊るよう?どちらだったかな)と表現されていたのも印象的でした。まさに、そうだなぁ、と。

最後に島健さんのピアノで歌穂さんが歌うというシチュエーションも、ぐっときました。

コロナ禍でも、不安な情勢でも、こうして生のパフォーマンスに触れると、心が落ち着きます。また、思い出しがあれば追記したいと思います。

(7/11追記)
歌穂さんが、はじまりの挨拶で、コロナ禍にも関わらずこんなに沢山の方が足を運んでくださって感謝します、というニュアンスの話をされたとき、少し涙声で話されていた感じで、その真摯な姿に私の方がポロポロ涙しました。良いものを届けたい!という心からの想いが伝わったから。歌穂さんの物腰や、トークのテンポも心地よくて、舞台で役を演じているときとは違う魅力を受け取った感じです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?