哀愁の渓に水しぶき
#25|フライフィッシング/FlyFishing
2018年9月20日/新潟県上越地方
ひんやりと落ち着いた空気感。何処からともなく運ばれてくるキンモクセイの香り。シーズン終盤の知らせ、秋口の匂いだ。
秋雨前線の影響でしとしと雨が続くなか、哀愁漂う山渓で、今年最後の釣り糸を垂れてみた。そうそう、ランディングネットを新調したので入魂も兼ねて……。
猛暑の渇水状態からは一変。秋雨で水量が増し、いかにも釣れそうな雰囲気。魚の反応は申し分なく、水面に水しぶきが舞った。
釣れてくれたのは、錆びが入ったいぶし銀の魚体。秋色に染まったイワナたち。
スキニーな個体が目立ったものの、尺イワナのハットトリックを達成。30、30、30、29㎝とシーズン最後、竿じまいにふさわしい文句なしの釣果だった。
#12のフォームフライも丸のみ。とめどなく相手をしてくれた愛しの哀愁イワナに感服。
【1日の行程】
4:45~ 出発 林道(往路)
5:45~ 釣開始
13:00~ 納竿 川下り(復路)
15:00 ~ 林道(復路)
16:00 到着
FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。
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