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秋さる渓 目見麗しいイワナとの出会い

#28|フライフィッシング/FlyFishing
2019年9月6日/新潟県上越地方

今年の夏も異常気象に振り回され、釣りに行けない悶々とした日々が続いた。ボクが住む上越市は観測史上初の40℃を観測するなど、連日猛暑で渇水の日々。かと思えば連日の長雨で増水。気が付けばシーズンも終わりが近づいている。

秋雨前線が過ぎ去り、久々に川辺に立てたのは禁漁間近の9月6日。釣舟草に萩と、辺りはすっかり秋めいていた。

渓魚も目まぐるしい気候変動に必死に耐え抜いてきたに違いない。この日の活性は低め。ここぞという一級ポイントでも、魚たちの反応は芳しくなかった。

それでもめげずにラン&ガン。やっと、やっと出会えた尺イワナ。毛鉤はエルクヘアをウィングにしたアントパターン。

落ち込みからの流れにダウンクロスで毛鉤をフワッと乗せると……水面を突き割る豪快なジャンプ。記憶に残るヒットシーン。

グイグイ曲がるロッド。久々の尺イワナの引きに大興奮。この日一番、見目麗しい魚体に惚れ惚れ……。

早朝から釣りあがり、ぴったり正午に納竿。いい魚に出会え、いい汗かきました。

そうそう、忘れないように書き記しておくけれど、渓谷の南側の斜面にまだ少し雪の塊が残っていたんだよね。ビックリだね。

午前4時30分 駐車場発
午前5時45分 釣り場着
午後0時 納竿
午後3時15分 駐車場着


FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。

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