ぷよぷよプログラミング[初級コース]では、プログラミングの楽しさを学べる
書き写しをするだけで「ぷよぷよ」をプログラミングできるというコンテンツが無料公開されていた。
試しに初級コースをやってみた。たった28行の書き写しだが、ゲームが少しずつ動いていく楽しさがあり、はじめてHTML5+JavaScriptのプログラミングを学ぶ人にとっては、良いコンテンツだと思う。
公式には「ソースコード一式や小冊子を印刷するためのプリンターが必要」とされているが、マルチモニタ環境であれば、PDFファイルを映しながらの作業で十分だった。
それなりに入力ミスもあったが、お手本のコードとにらめっこを繰り返し、無事完成させることができた。
完成したプログラムの改造もできる
プログラミングを覚えるには、ゲームのプログラムの改造から始めるのが良いと思っている(Script of Saga IIに出会わなければ、プログラミングを始めていなかった)。一から作るよりもハードルが低く、やりたいことが思いつきやすく、何よりも改造した結果を自分で遊んで確かめるのが楽しいからだ。
ぷよぷよプログラミングでは、完成後にステージの大きさの変更やゲームスピードの調整など、簡単な変数の値を変更するところから、自然にプログラムの改造ができるようになっている。
改造したプログラムをインターネットで公開してよいのか?
せっかく改造したのであれば、インターネット上に公開してみたい。しかし、同梱されている「『ぷよぷよプログラミング』著作物利用許諾書」では、第三者への公開の許諾に関する記載がよくわからなかった。
「3. 使用許諾」章には「本プログラム等(前号により改変された本プログラム等も含む。以下同じ。)を、非商用目的においてのみ、第三者に公開する権利」とある。つまり、完成したプログラムをインターネットなどで公開することは許諾されているように読める。
その一方、「4. 禁止事項」章では「当社が使用者に開示した本プログラム等のソースコードを、本利用条件を承諾していない第三者に開示し、当該第三者の利用に供すること及びそのおそれがある行為をすること」を禁止している。
HTML5やJavaScriptといったコンパイル不要な言語で構成されているため、プログラムの公開をしようとすると、プログラムのソースコードも公開されてしまうのでは?ちょっと問い合わせてみようかな・・・。
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