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元BIG4マネージャーがスタートアップのFLUXで、人事・採用領域の事業開発を主導する理由

FLUXは「日本経済に流れを」をミッションに掲げ、テクノロジーと専門人材の力で様々な領域のオペレーション効率を高めるサービスを複数提供しているスタートアップです。その中で企業の事業推進を伴走型で支援するサービスが「FLUX Insight」です。

FLUX InsightはBusiness・Technology・Recruitmentの3つの領域で支援を行っており、戦略設計のみならず、戦略実行にまで踏み込み、成果にコミットした支援を提供しているほか、効率的に支援を行うための自社プロダクト開発も行っています。

またFLUXではテクノロジーを駆使してダイレクトリクルーティングを最適化するサービスの「FLUX Hire」や人材紹介サービスの「FLUX Agent」も提供しています。

「自身のコンサルタントとしてのキャリアを活かしつつ、事業開発にも携われる機会がある」そう語るのは、PwCコンサルティング合同会社の戦略セクションマネージャーを経て、現在DXソリューション本部でグループリーダーを務める水野 裕介。

今回は「FLUX Hire」や「FLUX Agent」を提供しているHRソリューション本部で部長を努め、コンサルティング業界の人材紹介にも精通する楠木 隆良も交え、FLUXが描く理想的な採用支援の形と、コンサルタントとしてのキャリアとして得られる経験について語ってもらいました。

採用業務の改革を伴走支援。テクノロジーも活用して、実際の採用にまで踏み込んだ一気通貫の支援を提供

――まずは、FLUX InsightのRecruitment領域でどのような採用支援を行っているのか教えてください。

水野:採用支援を行っている企業は日本に数多くありますが、採用支援と言っても内容は幅広く、評価や福利厚生などの制度設計含めた上流設計を行うコンサルティングファームから、採用代行を行う企業まで様々です。

そうした中でFLUX InsightのRecruitment領域ではFLUXが自社で実践してきた勝ちパターンをもとに、採用の仕組みづくりを支援しています。具体的には採用戦略の策定から採用プロセスの改善までを行い、現場担当者に伴走して採用業務の改革を推し進め、さらに企業が求める人材の採用まで実現することが特徴です。

プロフェッショナルが導き出した戦略とプロセスをテクノロジーを活用して自動化・最適化することで、より効率的な採用活動を実現することができます。

FLUXは2018年の創業当初から、マーケティング視点で採用プロセスを設計し、徹底したKPIマネジメントの実行と改善を積み重ねていきました。その結果、国内トップレベルの機械学習エンジニアの採用など、事業戦略のために”必要な人材”を”必要なタイミング”で採用することに成功し、圧倒的なスピードでの事業成長を実現してきました。そうしたFLUX自身の採用で培ってきたノウハウをもとに、採用業務の改革を伴走型で支援しています。

たとえば採用プロセスの改善において、FLUXには各採用プロセスで具体的にどのようなアクションが成果に繋がるのかをまとめた採用プロセスマップがあります。このようなアセットを活用してクライアントの採用状況を整理・可視化させて改善を進めるなど、実際に成果に繋がったリアリティのある改善施策を提案できることが強みです。

――FLUXでは人材紹介サービスの「FLUX Agent」やダイレクトリクルーティング最適化サービスの「FLUX Hire」も提供されていると思います。「FLUX Insight」の採用支援とどのような違いがあるのでしょうか?

FLUX 水野 裕介

水野:FLUX Insightは採用の仕組みづくり全体を支援するのに対し、FLUX Agentは国内トップクラスの実績を持つヘッドハンターやエージェントが人材紹介を行い、FLUX Hireはダイレクトリクルーティングのコストを最適化しています。どれも採用に関するサービスではありますが、サービスの提供範囲が異なります。

一部範囲のサービスを提供している企業が多い中で、クライアントが根本的に求めている「良い人材がほしい」というニーズに応えることはもちろん、仕組みづくりまで踏み込んだ一気通貫の支援ができることは私たちの強みになっています。

また、採用領域において伴走型支援を行う企業が複数ある中で、本当の意味で伴走ができるプレイヤーはほぼ存在していないと考えています。事業戦略と採用戦略を繋げ、実際の採用戦術に落とし込んだ上で、アクションに伴走する。そして、実際に必要な人材を採用するところまでやり切る。ここまで伴走できる企業は私が知る限りFLUX以外にありません。

このような動き方ができる背景として、FLUX Insightでは大企業の戦略策定や実行支援のビジネスコンサルティングの実績を積み重ねており、事業を理解した上での採用戦略を描くことができるプレイヤーが揃っていることが上げられます。

楠木:FLUX Agentにも経験豊富なプレイヤーが多く在籍しているため、エージェント視点での採用ノウハウをFLUX Insightの採用支援チームへ伝えられたり、大企業での人事経験者が当事者視点を提供したりと、複数のサービスがクライアントへの価値提供に繋がるシナジーを生みだせていると感じています。

FLUXならコンサルタントとしてのキャリアを活かしつつ、多様なメンバーと事業開発にも携われる

――大手コンサルティングファームでマネージャーを務められた水野さんがFLUXへの転職を決めた理由を教えてください

水野:私が所属するDXソリューション本部が提供しているFLUX Insightは事業としてメンバーをこれから大きく増やしていくというフェーズです。そのため、新規ソリューションパッケージ構築や勝ちパターンづくりなど、クライアントへの価値提供はもちろん、組織づくりに関与できるというのが面白さでもあります。

そうした事業開発に携われるということがFLUXへの転職を決めたきっかけでした。私はこれまで大手コンサルティングファームでのキャリアを歩んできたのですが、大手ファームはクライアント事業の戦略設計等が中心で、立ち位置としては主体者ではなく支援者であるというのを日々感じていました。

そのため、主体者となって事業開発に取り組んでみたいという思いがあった中、FLUXは事業ドメインにとらわれず、自社のアセットを活用して展開できることは事業化していこうというスタンスであるため、自身のコンサルとしてのキャリアを活かしつつ、事業開発に携われる機会があるということでFLUXへの入社を決めました。

また、スタートアップでは特定の業界や業種に注力しているケースが多いと思います。事業開発においても業界での専門性を求められたり、アプローチできる領域が絞られてしまったりしますが、コンサルタントとして様々な領域に関わってきたからこそ、広い視野を持って事業開発を行いたいと考えていました。その中でFLUXは「絶え間ない変化」という社名に込められた思いのとおり、事業領域も柔軟に変化していくスタイルの稀有なスタートアップであり、ここであれば様々な領域に興味を持ち続けながらチャレンジできる環境があると感じました。

実際にFLUXに入社してからは様々なクライアントと対話して、人事・採用領域での課題が多く見えたことから自身のコンサルタントとしての経験も活かして採用支援のソリューション開発を行っています。

――DXソリューション本部のメンバーはどういったバックグラウンドの方々が多いのでしょうか?

水野:大きく分けて3つあり、1つは私と同じくコンサルティング業界出身のメンバー。そして2つ目が事業会社に所属して事業推進に携わってきたメンバー。そして3つ目が起業して自ら事業をやっていたメンバーです。

コンサルティング会社によっては、自ら事業を推進してきた経験のないコンサルタントというのも多くいらっしゃると思いますが、FLUXは自身で事業開発、事業推進を経験してきたメンバーが多く在籍しているため、自らの経験をもとにリアリティのある事業推進支援ができるというのが特徴だと感じています。

楠木:私は前職でコンサルティング領域の人材紹介を行っており、様々なコンサルタント、コンサルティングファームを見てきました。ファームによってはジュニアメンバーが作業レベルの業務しか与えられないといったことも珍しくありません。

しかし、FLUXは一人ひとりが主体性を持って動いていくカルチャーがあり、ジュニアメンバーであっても裁量を与えられてプロジェクトに入っていくことができます。そのため、圧倒的に場数を踏むことができて、早い成長スピードを実感できる環境があると思っています。

また、新興系のコンサルティングファームやスタートアップと比べて、オンボーディングや育成の仕組みが整っていることも特徴であると思います。当事業を事業開発していきたいという想いを持った様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まっていることが大きいからではないでしょうか。FLUXではアンラーニングしていくマインドを持ったメンバーも多く、実際に私も成長機会に恵まれていると感じています。

FLUX 楠木 隆良

―― その他、FLUXに入社して感じた特徴などはありますか?

水野:バリュードリブンの会社であるということは、FLUXの大きな特徴のひとつです。どの企業もミッション・ビジョン・バリューを策定していますが、ただ掲げるだけで終わってしまうケースは往々にしてあると思っています。

しかし、FLUXでは評価指標にバリューが反映されていたり、人や部署単位でのアクションをバリューに紐づいて称賛する会があったりと、バリューを浸透させるプログラムが存在します。そのため、日々のコミュニケーションの中でバリューを意識することが多く、バリューを体現することが価値提供に繋がるという共通理解が社内にあるのはFLUXに入って驚いたことでした。

大手ファームへ戻るとしても、主体性を持って事業推進に取り組む経験は大きな資産になる

――あらためてFLUX Insightで人事・採用領域の事業開発を主導するリーダーとしての展望をお聞かせください。

水野:採用の現場においては、「実際に入社してみたら会社の実情がイメージと違った」ということはよくあることです。そのため、採用して終わりではなく、採用して定着し、事業が成長していくことを実現していくべきだと考えています。

そのため、採用支援に留まらず目指しているのは成果を出すことのできるチームの構築支援が近いと思っています。今後よりクライアント組織の改善にまで踏み込み、FLUXのバリューのように組織力を向上させるソリューションを提供していきたいです。

また、私たちは伴走型支援を提供しており、戦略を描くだけでなく、成果を出すということにコミットして日々動いています。しかし、我々が支援している間だけでなく、支援から抜けたあとも成果創出が続く状態をつくることがあるべき姿。

そこで、伴走支援とあわせて採用活動を効率化するプロダクト開発を進めていきたいと考えており、再現性のある価値を提供できればと思っております。FLUXに在籍する国内トップレベルのAIエンジニアと協働によるプロダクト開発が実際に動き出しており、そういった連携もFLUXで働く大きな魅力だと感じます。

そうした様々な取り組みを実現させていくためにも、現在FLUX InsightのRecruitment領域ではメンバーを募集しています。採用領域に専門性を持ち、事業開発を進めていきたいという方はぜひお気軽にご連絡ください。

――最後に、ご自身の経験を踏まえ、FLUXに転職を考えている方へメッセージをお願いします。

楠木:水野さんと同じように、戦略策定だけでなく実行にまで踏み込んでいきたいという思いから、戦略ファームから実行支援側の企業へ転職される方は増えていると感じています。
そして実際にエージェントとして動く中で、大手コンサルティングファームからスタートアップへ転職されるケースも増えています。

そうした中、FLUXはスタートアップの中でも大型の資金調達をしていて、市場からも評価されている会社だと思っています。スタートアップは不安だという方も安心して働ける環境ですので、ぜひお気軽にカジュアル面談を申し込んでいただければと思います。

水野:大手コンサルファームで大規模プロジェクトなどを担当していると、自分がどんな価値提供を行っているかが見えにくいと感じることがあると思います。特に戦略ファームの場合は成果へのコミットがしづらいため、事業成長まで見届けられないこともあるでしょう。

しかし、FLUXは成果にコミットした事業推進支援を提供しています。そのため、よりクライアントの事業にコミットして動いていきたいという方にはやりがいを強く感じられる会社です。
また、FLUXのようなスタートアップへ転職しても、主体性を持って事業推進に取り組むという経験は、再び大手コンサルティングファームへ戻るにしても良いキャリアになります。一度きりの人生ですので、ぜひ一歩踏み出していただければ幸いです。

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